要注意!32歳以上で「やりたい事をやる」と言っている人

 
やりたい事をやるアイキャッチ

放送作家のワタナビッチこと、渡辺龍太(@wr_ryota)です!

 

今日は、32歳以上で「やりたい事をやる」という事を目標に生きている人に、強烈な爆弾を落としたいと思います。

 

どういう事か、ハッキリ言いましょう!

 

32歳以上で「やりたい事をやる」と言っている人は・・・!?

 

 恐らく、一生、何らかのオモシロイ事や物を、生み出せる可能性が非常に低いと言えるでしょう。 

 

それには、とても単純明快な理由がありますので、今回は、それについて書いていきたいともいます。



 

32歳以上で「やりたい事をやる」がダメな理由

まず、「やりたい事をやる」というのが、一体、どんな事なのかを考えます。

 

例えば、私のような放送作家に、「君のやりたい番組は何?」と誰かが聞いたら・・・!?

 

「私は◎◎という番組のような、番組がやりたいです。」

 

とか、

 

「私は◆◆と▲▲という番組を合わせたようで、かつバラエティ色を強めた番組をやりたいです。」

 

こんな答え方をする人が、とても多いのではないかと思います。

 

そして、この質問を1000人ぐらいの放送作家にしたと、イメージしてください。

 

そうすると、恐らく、全く同じ解答を何個も発見できるはずです。

 

きっと、「『笑う犬の冒険』のような、しっかり作り込んだコント番組をやりたい」とか、そんな答えをする放送作家は何十人もいそうですよね。

 

そして、『笑う犬の冒険』のような番組を作りたいと言った作家が、そんな番組を立ち上げたら、それはそれは充実した日々が待っているでしょう。

 

しかし・・・!!

 

 恐らく、その『やりたい事をやっている』番組は2つの問題を抱えているので、全くヒットしない可能性が非常に高いのです。 

 

 

「やりたい事をやる」が抱える問題①
『既視感がありすぎる』

まず、「やりたい事をやる」の抱える、1つめの問題は「既視感がありすぎる」という点です。

 

「笑う犬の冒険」という番組が始まった時、視聴者の多くは「新しい!」と感じで、それが大ヒットに繋がったはずです。

 

しかし、「笑う犬の冒険」に似せようと思って始めた番組を見た視聴者の多くは、「『笑う犬の冒険』のような番組」としか思わないはずです。

 

そして、必ず本家本元の『笑う犬の冒険』と、新番組を比較して、あら捜しをするはずです。

 

その結果、多くの視聴者は新番組を暖かく見守るどころか、『この番組って、笑う犬の冒険っぽいけど、本家本元に比べて面白くないね。』とスグに判断してしまうでしょう。

 

これは、テレビ番組の例ですが、どんな事でも同じです。

 

例えば、『食べたいものを食べよう!』と思って発想する時、今まで食べた事の無い食べ物を想像できる人はいませんね。

 

知らない事を想像する事は出来ないので、『やりたい事をやる』というのは、絶対に知っている事の寄せ集めになってしまうのです。



 

「やりたい事をやる」が抱える問題②
『ライバルが多すぎる』

先程、放送作家に『あなたのやりたい番組は?』と聞いたら、例えば、『笑う犬の冒険のようなコント』と答える人が大勢いるだろうと書きました。

 

もし、テレビ局が、その作家に対するアンケートを重要視して、『笑う犬の冒険』のような番組を本当にやると決めたとします。

 

しかし、『笑う犬の冒険のような番組をやりたい』と答えた作家が、全員、番組に関われるわけではありません。

 

そうなると、そこには激しい競争が生み出されてしまいます。

 

しかも、誰が番組に関われば、番組がヒットするかなんて誰にも読めないわけです。

 

一定以上の実力があるのなら、それぞれの作家に、『笑う犬の冒険』に対する思い入れがあって、全く違う形にはなるものの、それなりにオモシロイ事を考えるはずです。

 

そのため、ある意味テキトーだったり、最近の勢いというフワッとした理由で、最終的に、番組の作家が決められてしまうでしょう。

 

そんな感じで番組が始まったとしても、『俺なら、そうはしなかった』とか、ネガティブな意見が、番組スタッフの耳に届くはずです。

 

そりゃ当たり前で、あらゆる方向に正解がある事に取り組もうとしているので、何をやっても批判されてしまいます。

 

そして、最終的に『新しい事をやろう!』というような気概は消え失せて、無難に『批判を最小限に抑えられる企画』などに走っていってしまうでしょう。

 

こういう構図も、テレビ番組だけに言えることではありません。

 

会社で仕事をしていても、『◎◎さんみたいな事がやりたい!』と言っていたら、それをやりたい人が、周りに何人もいるはずです。

 

そして、それが会社が本当にやらしてくれる事になっても、そのポジションに付きたい人同士が足を引っ張り合って、最悪な結果を導き出す可能性が高いでしょう。

 

 

必要なのは「やりたい事をやる」ではなく、
『自分しかやれない事をやる!』

さて、ここまで読んで、「やりたい事をやる」がダメなら、じゃあ、何をしたら良いんだと思った人がイライラしだす頃ですね。

 

発表します!

 

本当に必要なのは、『自分しかやれない事をやる』という事だと思うのです。

 

そして、それに付け加えるような形で、『自分にしかやれない事が、自分のやりたい事だとなお良い』という事になるのだと思います。

 

過去も現在も見渡して、自分しか出来ない事をやって、『既視感がある!』とは絶対言われないはずです。

 

そして、自分しか出来ない事をやっていれば、ライバルなんて存在しません!

 

自分しか出来ないのですから(笑)

 

私の説明だけでは、ちょっと分かりくいかもしれないので、大物が別の言葉で同じことを言っているので、それも紹介します。

 

 

スティーブ・ジョブズのスピーチ『点と点をつなげる』

スティーブ・ジョブズは、人生に無駄な経験は無いとスタンフォード大学でのスピーチで述べた事があります。

 

スティーブ・ジョブズは、人生の様々な経験は『点』としてやって来て、その点は年を取るたびに増えていくと語りました。

 

そして、その点が一気に、『線』でつながる瞬間があるというのです。

 

それが、大成功につながる秘訣で、『どんな状態であっても、自分を信じろ!』というメッセージを大学生に伝えていました。

 

↓ジョブズのスピーチの日本語訳は、こちらのブログにありました。

ジョブズの卒業祝賀スピーチ①「点と点を繋ぐ」

 

自分しか無い経験を、線でつなげたら、そりゃ『自分にしか出来ないこと』をやる事になりますよね。

 

スティーブ・ジョブズは、『書道(フォントなど)を学んだという点』と『コンピューターを学んだとう点』という自分の人生の点に線を引きました。

 

その結果が、一般の人が、楽しく色々な書類をデザインできる、マッキントッシュの大成功です。

 

これは、ジョブズにしか出来ない仕事ですよね。

 

私の解釈では、『やりたい事をやる』というのは、基本的には『点』を増やす作業の可能性が高いと思うのです。

 

そして、その『点を増やす』という行為は、ある時期が来たら、卒業しなければならないと思うのです。

 

もちろん、『点』はいつの年代でも重要な事なのですが、20代が過ぎたら優先順位の1番ではなくなると思うのです。

 

社会人10年めの、32歳からは『自分にしかできない事をやる(つまり、20代で作った点に線を描く)』という事が、非常に重要になってくるのではないでしょうか。

 

ちなみに私は今、ちょうど32歳です。

 

そして、今回書いたようなことを、切実に考えるような日々を過ごしています。

 

だからこそ、色々な思いがありすぎて、今日もまた過激な爆弾を落とさせていただきました!



 

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