人脈アイキャッチ

多くの人にとって、人脈作りって精神力が必要な、ハードな作業です。

 

なので、様々な工夫をしている人が多いのですが、時に、とてつもなく間違った人脈作りの方法にたどり着いてしまう人がいます。

 

そういった間違った方法の中でも、一番やってはいけないのが、『自分がなりたい理想のキャラ』を演じるという方法です。

演じる人

 

具体例をあげると、本当は無口で大人しい人が、無理して明石家さんまさんの様なキャラだと無理に見栄をはるとか、そういう感じです。

 

これは、本人にとっては『あこがれ』だったり、『向上心』のようなポジティブな理由で始めるのかもしれませんが・・・!?

 

かなりの確率で、大勢の人に嫌われてしまう可能性があるのです。




 

間違った人脈作りの方法!
自分に無いキャラを演じてはイケナイ

さて、人間って野生動物に比べると鈍感なイメージもありますが、コミュニケーションに関しては、かなり敏感な一面を持っています。

 

なので、本来の自分には無いキャラクターを演ている人の言動から、『この人は演技をしている』と、気づく人が必ず現れます。

 

そして、それに気づいた人の中に、『自分にないキャラを演じる人』 を『嘘つき』と認識する人が現れます。

 

そうなってしまうと、人脈作りとかのレベルではなくなってしまい、『あなたを生理的に避ける』というような事態を引き起こしかねません。

 

 

反面教師ベッキーから学ぶ、人脈作りの方法!

そういう、自分のキャラクターの『嘘』のせいで、大きなダメージを負ったのが、タレントのベッキーさんです。



ベッキーさんといえば、元気で明るく正義感が強い様な感じでした。

 

そんなベッキーさんが不倫をするという事は、ベッキーさんの今までのキャラクターとの整合性が取れない感じですよね。

 

そこにさらに、不倫が発覚した事を反省する様子も見せずに、不倫報道がキッカケでオープンな関係になれると思ったのか・・・!?

 

占い師
ありがとう文春。

 

とか、

 

ベッキー
センテンススプリング(文春)。

 

という、自分の 不倫に対しての反省の色はおろか、茶化す様なやりとりしていた LINE でのやり取りが流出してしまいました。

 

そういった報道を見て、今までベッキーのキャラを『正義感が強い』と思っていた人は、『ベッキーに騙されていた』と感じてしまったのです。



嘘っていうのは、人間が生理的に嫌がる事の一つですから、『不倫問題』という枠を超えた勢いでの、ベッキーバッシングが起きてし まいました。

 

 

ダウンタウン浜田雅功から学ぶ、人脈作りの方法!

一方、ほぼ同じ時期にダウンタウンの浜田雅功さんの不倫騒動が雑誌に出ました。

 

ですが、浜田さんが受けたダメージはゼロに等しいと言ってもいいですよね。

 

その理由は、不倫の悪さの程度の良し悪しや、奥さんにすぐ謝ったからという事ではなく・・・!?

 

『浜田さんの不倫』が発覚しても、世間が認識している浜田さんのキャラの根幹が崩れる様な事が無かったからです。

浜田不倫

 

このため、浜田さんはベッキーとは違い、『嘘つき』と感じる人がいなかったので、大規模なバッシングにも、繋がりませんでした。

 

この様に、人間関係で重要なのは、自分が世間に見せているキャラが、絶対にしなそうな事をしないという事なのです。

 

そうするためには、ありのままの自分を受け入れるしか方法は無いのです。

 

 

間違った人脈作りの方法を突き詰めるとショーンK

『ありのままの自分を受け入れる』とは言っても、人間は常に成長しています。

 

だから、今の自分とはまったく違う人になりたいと思っている人も、かなりいるはずです。

 

そのため、『本来の自分には無い事をしてはイケナイ』というと、そんなの向上心がなさすぎると思うかもしれません。

 

ですが、『現状のあなた』が、どんな人物なのかという事は、絶対に変えられない事です。

 

つまり、現状のあなたが、明るいタイプかどうかとか、知的なタイプなのかどうかを考えると、答えは絶対に一つに絞られてしまいます。

 

その現状を隠し、他人から違って見える様に演じるというのは、それは嘘でしかないのです。

 

それを悪い方向へ、とことん突き詰めてしまうと・・・!?

 

 

極端な例ですが、日本人で学歴も高くなかったのに、ハーフでハーバードの MBAを取得者という経歴詐称をして話題になった、ショーンKさんの様になってしまいます。

 

それがダメなのは、明らかですよね。




 

正しい人脈作りの方法!『現在の自分を受け入れる』

とはいえ、もちろん、自分の将来の理想像は、どんなキャラクターであっても構いません。

 

むしろ、長期的には、暗い人が明るい人を目指す、チャラチャラした人が真面目な人を目指すというのも、大いに自分を変えたければやるべきです。

 

しかし、現在の自分を隠して生きていくと、無理した歪みが、自分の精神や人間関係を必ずむしばみます。

人間関係を蝕む

 

だから、例えば、現在は暗いのに、明石家さんまさんみたいになりたい人は・・・!?

 

『私は、明石家さんまさんの様なタイプの人間です。』と自分を言い聞かせるような嘘はつかずに、

 

『私は今、とても静かなタイプなんですが、明石家さんまさんみたいになろうと努力しているんです!』

 

と、現状を正直に伝えればいいのです。

 

後者のような自己紹介をしたら、『なんで?』と、すぐに周りから質問されて、色々会話が盛り上がりそうですよね。

 

 

明るくハキハキを目指す事だけが、
人脈作りの正しい方法では無い!

最後に、長期的な目標とすべき自分のキャラを考えるときに、小学校の時からの常識を意識しすぎてしまう人がいるので、そこにも注意が必要です。

 

子供の頃、『あいさつをする時は、大きな声でハッキリ と!』と、誰もが言われて育っていますね。

 

そして、社会人になったりしても、新人研修で『ハキハキと、テンションを上げてお客様と話しましょう!』と言われたりするかもしれません。

新人研修イメージ

 

だから、何となく日本人は、いかなるシチュえージョンでも『明るくハキハキとするべきだ!』という洗脳を受けてしまっています。

 

もちろん、会社に雇われるための面接や、お客さんに物を販売する時には『明るくハキハキ』とする事は、とても必要な事です。

 

しかし、仲の良くしている人と、初めて出会った時の事を思い出してみてください。

 

良い関係を気づいている人との出会いは、必ず『明るくハキハキ』だったという事はないと思います。

 

それと同じで、人脈を築くために、必ずしも『明るくハキハキ』が必要かというと、そういう訳でもありません。

 

必要なのは、『ありのままの自分を相手に見せる』という事なんです。

 

だから、『自分は声が小さい』とか、『スポーツに興味が苦手』とか、自分で弱点だと思っている事も・・・!?

スポーツが苦手

 

それに対して『そうそう私も!』という人は、偉い人だろうと必ずいますので、そういう人と仲良くなるには、強力な武器になったりするのです。

 

※人間関係に支障が出るほど、『声が小さい』とか、『相手 の話している会話の理解力が低い』とかは治す必要があります。

 

という事で、本当に気の合う人を見つける、効率的な人脈作りの方法として、『自分に無いキャラを演じない』という事をお勧めします。




 

まとめ

人脈作りの方法を思考錯誤していると、『なりたい理想のキャラを演じる』という事を始める人がいます。

 

でも、これは、非常に危険な人脈作りの方法です。

 

なぜなら、人間は思った以上にコミュニケーションに関して敏感なので、『違う自分を演じている』という事を見抜く人が必ず現れる。

 

そして、本人にはその気はなくても、『違う自分を演じる』というのは、他人から見ると『周りに嘘をついている』と思われる可能性が高い。

 

実際、不倫問題で大きくバッシングされたベッキーさんは、『正義感が強い』というような、自分には無いキャラクターを売りにしていたから。

 

そういう理由から、人脈作りのシンプルで明快な方法は、『ありのままの自分で周りと接する』というのをオススメめする。