サンフランシスコ旅行の注意!街で全裸は2012年から禁止

      2016/07/25

サンフランシスコ裸禁止

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渡辺龍太

渡辺龍太

放送作家
トランプ・ウォッチャーな放送作家。10年前にトランプの講演を生で聴いてからトランプに注目。普段は情報番組の企画・構成や、ナレーション作りが得意。最近、著書がAmazonのベストセラーランキング1位になって、少し調子に乗っている。詳しいプロフはこちら!

今年、サンフランシスコに留学する予定の友人がいます。

 

なので先日、その友人に電話で、サンフランシスコでは2012年から、街中で全裸になる事が条例で禁止された事を伝えると・・・!?

 

友人
え?街中で全裸?
どういう事?意味が分からない。

 

と、とても驚いた反応をしていました。

 

危なかったですね!

 

もし、私が『もうサンフランシスコからは、街中で全裸になる自由が無くなった!』と伝えていなかったら・・・!?

 

少し前の、サンフランシスコの街中の様子

街での裸

dailymail

 

どうなっていたかを考えるだけで、かなり恐ろしい気分です。

 

他にも、彼のようにサンフランシスコに留学や旅行をする予定なのに、このサンフランシスコの真実を知らない人もいるかもしれませんよね。

 

そこで、今回は、そういう方々のために記事を書く事で、一肌脱ぐ事にしました。

 

 

一部の住人は全裸を受け入れられなくなった

アメリカは自由の国です。

 

その中でも、特にサンフランシスコという街は、『自由』である事を誇りに思っていて・・・、

 

自分が自由でいるためにも、他人が自由にする事に寛容になるという、「寛容に対する寛容(tolerance toward tolerance)」というのが、この街の持ち味でした。

サンフランシスコ街並み

 

私も二回、計10日ほど、サンフランシスコに滞在した事がるのですが、全裸にスニーカーで歩いている人を見かけて、衝撃を受けたものです。

 

しかし、一部の住民は『街の中で全裸になる自由』というのは、度を超えた自由なのではないかと考え始めました。

 

そこで、サンフランシスコ市全体で、街中で全裸になる事を禁止する必要があるんじゃないかという議論が沸き起こったのです。

 

すると、どちらが優勢というわけでもなく、街は全裸禁止反対派、賛成派で大きく割れてしまったのです。

 

 

規制に賛成派の意見

規制に賛成はの意見は、主に、一般的な日本人と同じ様な意見です。

 

 

例えば、

髪を黄色く染めることと、街の中心で性器を晒すことは同じレベルの話ではない

 

とか、

 

われわれの住んでいる地区は、動物園ではない

 

と、これといって深く説明しなくても、言いたい事がわかる様な理屈で規制に賛成しています。

 

 

規制に反対するヌーディストたち

一方、全裸の禁止に反対するヌーディストたちは、街中で全裸になるという自由を市民から奪うというのは、とても危険な発想だと全裸で抗議活動をしていました。

 

Nude_Ban_Protest_IMG

wikimedia

 

そして、ウォールストリートジャーナルの紙面にも・・・!?

例えばジョージ・デービスさん(66)は「僕に言わせれば、自由への攻撃だ」と話した。

 

とか、

 

この禁止案が同市にとって「滑りやすい坂(転落への道)」になると主張している。

つまり、これを皮切りにして、さらに多くが規制されるようになると危惧している。

という意見が掲載されました。

 

全裸規制反対派は、『街中でヌードになれない事』を惜しんでいるだけでなく、『何をするのにも自由』という現在のサンフランシスコの状態を崩すという方向性自体を恐れているようです。

 

そのため、街中ヌード規制反対派は、とことんヌードで抗議活動をしていたようです。

 

 

市議会での投票が行われた結果は!?

さて、そうやって全裸規制の賛成派・反対派で、いろいろと激論が交わされた結果・・・!?

 

最終的には、サンフランシスコの市議会に相当する、管理委員会で『全裸禁止条例』に対する投票が行われました。

 

 

僅差で全裸規制賛成派が勝利

CNNの一部を引用します。

2012.11.21 Wed posted at 19:08 JST

米カリフォルニア州サンフランシスコで20日、公共の場で裸になることを禁止する条例が可決された。

市議会に相当する管理委員会での採決結果は、賛成6対反対5の小差だった。

市庁舎では可決直後に反対派が着衣を脱ぎ捨てる騒ぎとなり、当局者らが毛布をかけて連れ去った。

CNN.co.jp

 

結果的に、僅差でヌードに規制をするべきだと考える、規制賛成派が勝利しました。

 

 というわけで、サンフランシスコに旅行に行かれる方、絶対に街で全裸にならないようにしてください! 

 

それにしても、日本なら、全会一致で規制賛成なりそうですが、やはり所変われば、常識というものは変わるようです。

 

ところで、このCNNの引用をみて、初めて私が書いている事が、真実だと思った方もいるかもしれませんね(笑)

 

 

条例違反をして全裸になった人の処罰は!?

さて、ここまで知ってしまうと、もし今サンフランシスコで全裸になると、どんな処罰になってしまうのか気になりますよね。

 

ちょっと、まとめてみました。

 

  • 条例は、5歳以上の男女に適用される
  • 違反者をすると逮捕されて罰金100ドル
  • 12ヶ月以内に、もう一度逮捕されると罰金200ドル
  • 3度目以降の逮捕は罰金500ドル、もしくは軽犯罪での逮捕

しかし、祭りやパレードなどの場合、事前に申請があれば全裸OK

 

なんか、めちゃくちゃ緩いですよね(笑)

 

日本人の感覚からすると、『こんな軽い罰を設けられる事に対して、『自由が奪われる!』と騒いでいたの?』という感じですよね(笑)

 

 

日本の憲法改正議論と少し重なる

さて、街中で全裸になる事を規制するのに反対するヌーディストの意見を見ていたら、ちょっと怒られるかもしれませんが・・・!?

 

日本の憲法9条改正に反対し、絶対に軍隊は持ちたくないと反対している人の姿を思い出しました。

日本国憲法

 

日本人の目から見れば、『人々が街中で全裸になる権利を制限する』というのは、まったく問題のないことの様に見えると思います。

 

なぜ、そうなのかを説明するのも難しいくらい、当たり前ですよね。

 

一方で、ヌーディストの人にとって全裸が禁止される事は、今まで何にも規制がなかった部分に、新たに規制が加えられる事になる事です。

 

要するに、単なる『人生を制限される事』でしかありません。

 

だから、ヌード規制がうまくいったら、今後、さらに政府が、『自分の人生に様々な足かせをつけるのでは!?』と考えるのも論理的には分かります。

 

それと同じように、軍隊の必要性を認めて、自国の軍を持っている国の人や、そういう考え方の人から見れば・・・!?

 

自国を自国民が守るための軍隊の必要性なんて、『当たり前』の事であって、どうして必要なのかを説明するのも難しいのかもしれません。

自衛隊

 

一方、戦後、個人の財産や権利を大切に生きてきた日本人からすれば、自国が軍隊を持つ事は、徴兵される可能性があったり『人生を制限される事』と同義語です。

 

そういう人生を国に制限される事は良くないと、憲法改正に大反対する人は大勢いますが・・・!?

 

見解が違う人から見ると、『全裸を禁止する事に反対しているサンフランシスコのヌーディスト』のような、全体を考えずに、個人の自由を求めすぎる人たちに見えているのかもしれません。

 

そういう事を考えると、世の中に、何か絶対的に正しい価値観などは存在せず、立場が違えば、別世界のように見えるのだなと改めて思いました。

 

 

あと、繰り返しになりますが・・・!?

 

 サンフランシスコに旅行に行かれる方、街で全裸になると罰金ですから注意してください! 

 

 

まとめ

友人がサンフランシスコに留学するので、街で全裸になっててはいけないと伝えると、よく詳細を分かっていないようだった。

 

なので、多くの人に、その事実を、このブログでも伝える事にした。

 

2012年まで、サンフランシスコでは街中で全裸になる事も自由な街だった。

 

しかし、それは行き過ぎた自由だという声が強まり、僅差で公共の場でヌードになる事が禁止される条例が可決された。

 

なので、今後、条例を破って街中で全裸になると、罰金を科されるようになってしまいました。

 

それを見ていて、日本の憲法改正論議を思い出した。

 

立場が変われば、見えている世界も違うので、お互いがリスペクトして何事も議論する必要がありそうだと思った。

 

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