突然、仕事を休む時『電話』で上司に連絡すべきなのか

 
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仕事を休むという連絡を入れる時、メールではなく電話でなければならないという事にこだわる人がいます。一方、電話は、かけられた側の時間を奪うので、会社を休む場合でも、メールで伝達すべきと考えている人がいます。

この2つの議論を見ると、「電話にこだわる人の動機」が、あまり明確ではありませんよね。そこで、今日は、なぜ、メールではなく電話で、会社を休む事を伝えるべきと考える人がいるのかについて書いていきます。

それは、電話派の人は、『メールで会社を休むと伝える』という行為を、「言いにくい事を、言わないで済むように避けている」と感じるからです。そう言われてみれば、電話派の人の方が、そもそも会社を突然休むという行為事態が大嫌いで、怒りそうな人が多いと思いませんか?これは偶然の一致ではありません。

実は、多くの怒っている人は、相手が自分が引き起こした事態に対する責任を取ろうとせず、怯えて逃げるような態度を決して見逃さず、それを見かけるだけで怒りが倍増するのです。

例えば、若い人などに説教する時、ついつい、年配者が一番、熱くなってしまうのも、この部分だと思います。スピード出しすぎで車の事故を起こしたのにヘラヘラしているような若者に対して、『自分のした事の重大さ』が分かっていないし、『自分が引き起こした事は自分で責任を取らなければならない』という感覚が希薄だと怒りを覚える人も多くいるでしょう。

さて、話を、『突然、会社に休むと伝える』というトピックに戻しましょう。

突然、会社を休むと言い出す事は、働き方改革がどうのと言われいる世の中ですが、多くの人が『重大な連絡』と認識するはずです。また、会社を休む人は、その間に、誰が、どうやって変わりを務めるのかなど、『自分が引き起こした事は自分で責任を取らなければならない』と、多くの人が思うはずです。

そういう視点で見ると、メールで『突然、会社を休むと伝える』という行為は、責任感の強い上司などからすると、『スピード出しすぎで車の事故を起こしたのにヘラヘラしているような若者』のように見えてしまうのです。

よく、こういう話をすると、『でも、メールで休むって会社に連絡した方が、絶対に効率が良いですよ!だから、逆に、私はメールで会社に連絡する事にこだわりたいです。』と反論する人がいます。

そういう人は親切すぎというか、実は、本人が思っているほど、効率的である事にこだわりが無いように思えます!もっと別の視点で自分の行いを見てみましょう。

自分が会社を経営している人であれば、『自分の会社では、突然の休みはメールで伝える事とする』と決めるのも勝手です。ですが、多くの人は、自分の将来に夢や希望を持っている若者であったとしても、組織の一員の歯車でしかありません。

ですから、『メールで休むと伝える方が組織にとって効率が良い』と、下っ端の歯車が主張しても、巨大組織の歯車のあり方が変わる事なんかないんです。だから、本当に組織のためを思うなら、『電話で休むと伝える』としたほうが、効率的になるはずですし、本人だって省エネで済むはずです。

それなのに、メールにこだわる人がいるのは何故か。やはり、深層心理の部分では、会社を休むという事で怒る上司がいる事を知っていて、『電話で休みを伝える』という行為から逃げたがっているのです。そして、『メールの方が効率的だ!』と自分の気持をすり替える事で、実は、莫大なエネルギーというコストをかけつつ、自分は恐怖に負けたのではないのだと言い聞かせているのです。

とはいえ、ここまで説明しても、『メールの方が効率的だ!』と主張するべきと考える人も、まだいるはずです。そういう人は、それを主張して、会社全体が、そう変わるような柔軟な組織の一員である可能性があります。あるいは、現実を見ておらず、効率的である事を主張すれば、すぐにでも周りの人が『それ良いね!』と、世の中が効率的になっていくと錯覚している人です。

ですが、あいにく、世の中は、効率的だからと、それに、すぐ飛びつく人だけでは回っているわけではありません。ですから、組織の一員であれば恐怖に打ち勝ち、自分のエネルギーを節約しつつ、『電話で休みを伝える』という事にこだわりましょう。そして、それが無理な人は、起業して自分の城を築きましょう。

その方が、『怒る上司に電話をする』という恐怖に打ち勝つという事が必要になってきますが、自分の時間やエネルギーという観点で見れば、効率的なはずです。

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