トランプ氏の暴言は人気取り!その裏にある本当の人柄

   

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渡辺龍太

渡辺龍太

放送作家
トランプ・ウォッチャーな放送作家。10年前にトランプの講演を生で聴いてからトランプに注目。普段は情報番組の企画・構成や、ナレーション作りが得意。最近、著書がAmazonのベストセラーランキング1位になって、少し調子に乗っている。詳しいプロフはこちら!

昨日、蓮舫議員の二重国籍疑惑を最初に出したメディアとして好調のアゴラに、討論でクリントン圧勝と言うメディアは想像力が無いという記事を書きました。

 

この記事は、先日の討論を多くのアメリカ人が『トランプが勝った』と考えた理由を書いたのですが、グノシーや、マートニュースにも広がり、大きな反応がありました。

 

 

こういった反応を見ていたら、改めて、多くの日本人は、ドナルド・トランプ氏の暴言についての解釈がアメリカ人とは違うような気がしました。

 

なので、今回はトランプ氏の、過去の暴言をおさらいし、なぜ、そういう過激な発言を続けるのかを考えてみます。




 

トランプ氏、本日の華麗なる暴言問題!

さて、トランプ氏が、どんな暴言を吐くのかを知っている人も多いと思ったので、この部分は省略しても良い気がしました。

 

しかし、今日も、トランプ氏に最新の暴言問題が浮上していたので、産経新聞を引用します。

 

共和党候補のドナルド・トランプ氏(70)がミス・ユニバース優勝者で体重が増加した女性を「ミス子豚」とののしったと暴露した。

(中略)

トランプ氏は27日に米メディアに「彼女は体重が増えすぎた。大きな問題だった」と改めて批判。

 

これまた、他の政治家ならアウトな暴言です!

 

そして、トランプ氏はいつも通りに、自分を正当化して事を大きくしています。

 

とはいえ、おそらく、この暴言も、大きな問題にならずに、騒動は終息していくでしょう。

 

なぜなら、多くのアメリカ人が、トランプ氏の暴言に対して、特に必要以上の関心を持ってはいないからです。

 

 

トランプ氏の暴言は、身近な口のお悪い人レベル

では、どうして、多くのアメリカ人が、トランプ氏の暴言が気になら無いかというと、トランプ氏が昔からの有名人だという事が大きいと思います。

 

例えば、昔からよく知っている、メチャメチャ仕事がデキる誰もが認める自分の会社の社長が、暴言を吐くのがトレードマークみたいな人だったらどうでしょう?

社長

 

どんなヒドイ事を言っても、『また言ってるな(笑)』ぐらいの反応で、そんなに大きな問題だとは思わ無い人が多いかもしれませんよね。

 

トランプ氏も、80年代から有名人で、今ほどではありませんが、割と暴言を吐く人物として知られていました。

 

でも、同時に多くのアメリカ人は、トランプ氏の良い面として、『実力』だったり、『ガッツ』のような事も知っています。

 

だから、多くのアメリカ人は、トランプ氏が何を言っても、『そりゃ、トランプだからね』位にしか思いません。

 

それと同時に、トランプ氏がどんな暴言を吐いても、『根は悪い人じゃない』と多くのアメリカ人は理解しているのです。

 

 

トランプ氏の暴言を、第三者目線で見てはいけ無い

さて、ジャーナリストの佐々木俊尚さんが、私のアゴラの記事をツイッターで取り上げられ、マスコミは第三者目線だというコメントをいただきました。

 

 

まさしく、そうなのです!

 

トランプ氏の暴言を、第三者目線で見ると、確かに、ヒドイ発言にしか見えません。

 

とはいっても、マスコミはマスコミの立場がありますから、全面的に、一般的なアメリカ人の感覚で暴言を容認する事もできないと思います。

 

例えば、もし、ビートたけしさんが都知事選に立候補したとしたら、というのを考えたら、あらゆる暴言がスルーされるトランプ氏の選挙が理解できるかもしれません。

 

おそらく、朝日新聞などは立候補した、たけしさんに対して・・・!?

 

『北野武氏は、過去に女性や老人を蔑視するギャグを言ってきた。』と、かなり激しく批判しまくると思います。

 

でも、一般の人は『そりゃ、たけしだからね。』と、それでスルーしてしまうでしょう。

 

たけし良い話

【いい話】ビートたけしの芸人仲間への思いやりエピソードまとめ

 

そして、同時に『たけしは、ああは言ってるけど、本当はいい人だからね。』と、ネット上の『たけしさんの、いい話』などをシェアしまくってるかもれません。




 

暴言を吐くトランプ氏の、良い人の部分

私はトランプ氏の講演を直接聞きに行った事があるのですが、そこで感じたのは、温かい人柄と決して負けないという姿勢でした。

 

トランプ氏は、政府や有名人に対しても、時にすさまじい暴言を吐きます。

 

でも、そういう時って、たいてい、トランプ氏に何か喧嘩をふっかけた人が大変な毒舌をあびせられているんです。

 

例えば数年前、トランプ氏はロージー・オドネルというコメディアンを『豚』と罵るなど、激しい喧嘩を繰り広げた事があります。

 

今も、それが原因でトランプ氏は女性蔑視と言われていますが・・・!?

 

実は、このロージーというコメディアンは、パリス・ヒルトンなどを抑えて、『最もウザいセレブ』にも選ばれた事がある人なんです。

 

しかも、喧嘩の発端は、ミス・ユニバースの優勝者、タラ・コナーという女性をトランプ氏が擁護した事なんです。

My “second chance heard round the world” wasn’t what it seemed to be. That is all I will say about this for now. I’m tired of reading how I was “forgiven” for my “hard partying ways”. My struggle with addiction started when I was 14 yrs old. I was dying a slow and painful death that I wouldn’t wish on anyone. I appreciate the sentiment, but what we’re putting out in the media is that I was “forgiven” for having a progressive disease that can be fatal. I implore you all to be more responsible with your language. Our kids are dropping like flies from this disease everyday! Not all of us get a media circus that leads to a high end rehab! Regardless of the intent behind my “second chance”, my life was forever changed! I was introduced to recovery, and have been sober ever since! I thank GOD for that! “Bring on the tears!” Right T? #smashthestigma #recoveryworks

Tara Connerさん(@taraeconner)が投稿した写真 –

 

タラ・コナーは、ミス・ユニバースに優勝した後、未成年だった時に、酒やドラッグを使っていた事が発覚し、世間から賞の剥奪をするべきだとバッシングが起きます。

 

しかし、ミス・ユニバースの主催をしていたトランプ氏は、「1度の過去の過ちが分かったからと、若い女性の人生のチャンスを奪うべきではない。彼女のセカンド・チャンスを信じるべきだ」と、賞の剥奪を拒否しました。

 

これに同意できなかったロージが、トランプ氏の髪型や破産経験などについて、悪口を言いながら、トランプ氏をこき下ろした事から2人のバトルが始まりました。

 

そして、トランプ氏はタラ・コナーを守るためかは分かりませんが、『若い女性にセカンドチャンスをやらないロージーは醜い豚だ』と、徹底的に罵り始めたのです。

 

このバトルの詳細を初めから知っていると、トランプ氏が決して女性を軽く見ている人ではない事がわかりますよね。

 

そして、トランプ氏は自分が正しいと思った事、あるいは、するべきだと思った事に事に対しては、どんな手を使ってもやりぬくほどガッツのあるタイプなんです。

 

このロージとの戦いも、あらゆるメディアに出て、ロージーをボコボコに罵りました。

 

おそらく、多くのアメリカ人は、そのトランプ氏の『どんな手を使っても、決して諦めない』という部分を買っているのだと思います。

 

実際、トランプ氏が決して諦めない人だからこそ、暴言を吐こうが嘘を吐こうが、泡沫候補から、大統領にここまで近づいたわけです。

 

そういったトランプ氏の決して諦めないガッツが、アメリカを変えるのではないかと期待するのも理解できますよね。

 

 

町山智浩さんが語るトランプ氏の暴言の裏にある顔

さて、東洋経済オンラインを読んでいたら、コラムニストの町山智浩さんが、トランプ氏の暴言キャラは、人気を得るための演技だと書いていました。

 

この不思議な構造を、トランプは相当学んだと思います。

つまり、人気を得るためには正義になる必要はない。悪でいいんです。

トランプは、差別的な発言をしたり、言ってはいけないことを言ったりする「いじめっ子」というキャラクターで予備選を勝ち続けました。

それで大喜びする人たちがいっぱいいたんです。

 

東洋経済オンライン衝撃事実!トランプの「暴言」は演技だらけ?

 

しかも、町山さんは、トランプ氏が人まで素をだしたのは、たった2回だけと言っています。

 

しかも、いずれも、良い人系のエピソードです。

 

ちなみに、私も割と昔からのトランプウォッチャーなのですが、このエピソードは知りませんでした。

 

というわけで、日本人からすると『どうして、あんな髪型の、暴言オヤジがアメリカでは人気なんだ?』と理解不能かもしれませんが・・・!?

 

アメリカ人がバカだからトランプ氏を支持しているわけではなく、日本人の知らないトランプ氏の一面を知っているから、トランプ氏の支持率が高いのです。

 

最後に、マイケル・ムーア監督の、このつぶやきを紹介します。

 

マイケル・ムーア監督は、ヒラリー氏の支持者として知られていますが、前回のテレビ討論を見て・・・!?

 

『ヒラリーは、真実を語った。それが何だ!もう負けだ、トランプという差別主義者の嘘つきが勝った。(意訳)』と述べています。

 

この発言からも分かるように、アメリカ人はトランプには『アメリカを変えるというガッツ』を求めていて、

 

もはや、『言っている事が正しいか』とか、そんなレベルを超えて支持されているのです。




 

まとめ

アゴラにトランプ氏に関する記事を書いたところ、大きな反応があった。

 

その反応を見ていたら、トランプ氏は、あらためて日本人に大きな誤解を受けているという印象を持った。

 

マスコミは表面的で第三者的な事しか言わない。

 

しかし、トランプ氏をセレブとして80年代から知っているアメリカ人は、『暴言で勝てるなら暴言をはけ!』という感じで、とにかく『勝つ』ことにこだわるトランプ氏に期待しているのである。

 

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