昨日、とんねるずの音楽ユニット『野猿』の解散で後追い自殺した人がいるくらいなので、『SMAP解散は今年の大晦日、ファンの後追い自殺に注意!』という記事を書きました。
気になったので、ちょうどカウンセラーをやっている友人がいるので、自殺願望が芽生えているかもしれない人へ接し方を聞いてみました。
すると、絶対やってはいけない3つの事というのを教えてくれました。
もちろん、SMAPの解散以外で落ち込んでいる人に接するときにも使える事なので、今回はその3つを紹介します。
私にとっては、結構、目からウロコでした。
SMAP解散で元気を無くした人から、SMAP関連の物をもらってはダメ!
もし、SMAP解散で相当落ち込んでいる人が『もうSMAPも解散しちゃうっていうし、私のSMAPのCDとかも整理してるんだ。』と、言いだして・・・!?
『SMAPのタオルとかは誰がもらっても使えるだろうから、これもらってくれない?』
(※グッズにタオルがあるかどうかは知りません)
とか、言われたら、気軽にもらっちゃいませんか?
それは、絶対にしてはいけません!
身辺整理は自殺の直前の兆候
実は、自殺や未遂をした人の多くは、実際に行動を起こす前に、身辺整理をする人が多いそうです。
特に、今まで大切にしていた物や、手紙・写真などの思い出系の物を整理し始めたら要注意だそうです。
なので、近しい人に、もし、そういう兆候が見られたら、カウンセラーや精神科医などに相談したほうが良いそうです。
SMAP解散で深刻に落ち込んでいる人を、飲みに誘っては絶対ダメ
SMAP解散で落ち込んでいる友人がいたら、『とりあえず、パッと飲みに行こうよ!』とか、元気を付けようと誘いたくなりませんか?
実は、これも絶対にやってはいけない、NGな事だそうです。
アルコールで判断力が鈍り、自殺衝動が強くなる
- 飲酒というのは、自殺の危険性を高める飲み物だそうです。
理由はアルコールが中枢神経を麻痺させて、判断力が弱まるからだそうです。
そうなると、『自殺はダメ』って事をしっかり把握できなくなり、自殺をしてしまう確率が上がってしまうのだそうです。
だから、あまりに落ち込んでいたりする人や、リストカットをしたり、『死にたい』と口にする人からは、アルコールを遠ざけておいたほうが良いそうです。
『SMAPが解散したって、別にメンバーが死んだわけじゃないし』的な発言は絶対ダメ
テリー伊藤さんが、サンデージャポンという番組で、こんな発言をしていました。
マイケル・ジャクソンみたいに死んだわけじゃない。
こういうのって、まっとうな意見だし、SMAP解散で落ち込んでいる人に言っても、励ましの言葉のように感じますよね。
だけど、カウンセラーの友人によると、こういうのも、かなりNGなんだそうです。
とにかく本人の気持ちを否定せず、共感する事
SMAP解散で落ち込んでいる人にとっては、SMAPが解散する事が悲しいのです。
だから、『メンバーが死んだわけじゃない』とか、そういう意見は、本人の気持ちを否定する事になってしまいます。
そうすると、SMAP解散で落ち込んでいる人は、『この悲しさは誰にも分かってもらえない』と感じて、より塞ぎ込んでしまうそうです。
よく、犯罪の被害者の会とかで、被害者同士がお互いの話を聞くというのがありますよね。
なぜ、ああいう事が重要なのか言うと、『この悲しみを感じているのは、自分だけじゃない』と、誰かに悲しみを共感してもらう事が、立ちなおるために必要なのだそうです。
だから、SMAP解散で落ち込みすぎている人がいたら、決して否定せずに、『共感』してあげる必要があるのです。
人って、とっても強い一面もありますが、とっても脆かったりもします。
なので、何かがあってからでは遅いですから、もしSMAP解散で落ち込んでいる人を見かけたら、今回紹介した3つの事に気をつけてみてください。
※特に私の周りの女性テレビマンとかには、熱狂的なSMAPファンも多いので、余計な口を叩く事に定評がある私自身が心配です。
まとめ
とんねるずの音楽ユニット、『野猿』の解散時に後追い自殺者が出たと言われている。
なので、SMAPの解散となると、その影響力は野猿の比ではないので、かなり心配だ。
そこで、SMAP解散で落ち込んでいる人に、どうやって接したら良いのか、カウンセラーの友人に質問したところ、3つのしてはいけない事をおしてくれた。
一つ目は、落ち込んでいる人が、身辺整理を始めたら要注意という事、
二つ目は、落ち込んでいる人は、アルコールを飲むべきではないという事。
三つ目は、落ち込んでいる人の気持ちを否定してはダメだという事。
悪気が全くなないのに、落ち込んでいる人を、さらに落ち込ませてしまいそうになるので、3つの事をしないように注意。