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この本の触りを読みたい方は、ぜひ、私のダイヤモンド・オンラインでの連載をお読み下さい。こんにちは。文章と会話の専門家、放送作家の渡辺龍太(@wr_ryota)です。
日本で生活していると、あまり、「ラム」というお酒自体に接する機会が少ないかもしれません。
しかし、私はアメリカで生活していた時、メチャクチャ飲みまくるアメリカ人から、美味しいラムの飲み方を叩き込まれました。
そして、今日は、数あるラムの中から、スパイスドラムという種類で、1000円程度で日本でも手軽に手に入る、私のお気に入りの『キャプテンモルガン』を紹介します。
今まで、私も美味しいと思って飲んでるだけで、キャプテンモルガンの歴史とか、そんな事まで知りません!
しかし、今回はブログの記事を書くという事で、これをきっかけに、キャプテンモルガンが、一体どんなお酒なのか、ネットを駆使して徹底調査してみました。
キャプテンモルガンの前に、ラム酒をおさらい!
特にスパイストラムって何だ!?
まずはじめに、超サクッと、ラム酒っていうのが、何なのかをおさらいしておきます。
ラムというのは、サトウキビの搾りかすを原料に作られる蒸留酒です。
蒸留酒ですから日本の焼酎のようにアルコール度数は高く、25%ぐらいから70%ぐらいまで様々なラム酒が存在します。
日本だと、モヒートというカクテルだったり、ラムレーズンのお酒という印象が強いでしょうか。
↑ちなみに、キャプテンモルガンではありませんが、これを使うと家にミントがなくてもモヒートが飲めるので、超おすすめです!
ちなみに、カタカナでラム酒と書くと、羊のラム肉と関係があるのかと思ってしまうかもしれません。
ですが、ラム酒(RUM)とラム肉(LAMB)と、英語では全くスペルが別で、まったく関係はありません!
カリブ海が原産なので、映画などで、海賊とかが飲んでいるお酒と思ってくれれば良いと思います!
キャプテンモルガンって何?というか誰!?
では、本題のキャプテンモルガンについての説明です。
キャプテン・モルガンを日本語に直訳すると、『モルガン船長』です。
そして、モルガン船長は、こんな見た目!
ディズニーのクック船長的な、そんな見た目をしていますね!
実は、実在の人物で17世紀の大英帝国の軍人で、『新世界(※通天閣の周辺ではない)』の富を求めてカリブ海をまたにかけて活躍していたそうです。
ところで、モヒートという有名なラムのカクテルが透明なのに、どうして、キャプテンモルガンは茶色なのでしょうか。
その理由は、ホワイト・ラムと呼ばれる透明なラムと違って、カラメルで着色したり、樽で発酵させているからです。
つまり、原料は違うものの、茶色いラム酒の製法はウイスキーに近いかもしれません。
実際、キャプテンモルガンの味は、甘い香りのするウイスキーというような感覚があります。
誤解がないように書いておくと、日本の黒糖焼酎が、香りは甘いのに、それほど味が甘くないように、キャプテンモルガンも甘いお酒というわけではありません。
キャプテンモルガンは、スパイスドラム!?
キャプテンモルガンは、スパイスドラムとか、フレーバードラムと呼ばれています。
単語を区切る位置を間違えないでくださいね!
天然の友人が、キャプテンモルガンがリズミカルっぽい感じがるとやたら言っていたので、その理由を聞いてみた所・・・!?
スパイス・ドラムと、こんな区切り方をしていました!
しかし、ラム酒の話ですから、SPICEを加えたという意味のSPICEDという単語で、スパイスドラムです。
ボトルにも、そうかいてあります!
では、そのスパイスドラムが何なのかというと、もうすでに説明してしまいましたが、通常のラム酒にSPICEが加えられたものなのです。
もちろん、スパイスといっても、コショウとかではなく、バニラやアプリコットフレーバーが使われています。
だから、キャプテンモルガンは、味が良いだけでなく、香りを楽しむお酒でもあるのです。
ちなみに、スパイスドラムの事を、フレーバードラムという人もいるようです。
キャプテンモルガンの種類
今回の記事でも、すでに2種類のキャプテンモルガンの画像を使ったように、キャプテンモルガンは色々なラインナップがあります。
キャプテンモルガン スパイストラム
こちらが、通常のキャプテンモルガンです。
アマゾンで1200円ですが、ドン・キホーテとかで、もう少し安く売っていることもあります。
バニラとアプリコットフレーバーのスパイスドラムで、手に入りやすい、定番中の定番のキャプテンモルガンです。
キャプテンモルガン プライベートストック ラム
次に、こちらが、プライベートストックというキャプテンモルガンです。
お値段が少し上がって、2500円程度。
プライベートストックという、個人的に楽しむためのものという、販売されているものにしては謎なネーミング!
確かに、ネットでは見かけますが、あまり、スーパーなどでは、見かけないですね。
味は、通常のキャプテンモルガンよりも、深くて香りも強いという印象です。
私はロックや水割りで飲むのが好きなので、いつも、こちらをアマゾンで買っています。
キャプテンモルガン ブラック
次から、色がガラリと変わります。
そのブラックという名の通り、とっても色が濃くなってます。
黒くなっている理由は、焦がした樽で発酵させているからだそうです。
ちなみに、こちらは甘さもスパイスの香りも控えめで、樽の香りとアルコールがガツンとくる大人な感じの味わいです。
キャプテンモルガン タトゥー
最後は、タトゥーという、いかにもカリブ海のお酒っぽいネーミングのキャプテンモルガンです。
名前が強烈過ぎて、日本の温泉では飲むことは禁じられています(←嘘)
こんな強烈な名前なんですが、キャプテンモルガンの中では、一番マイルドな味わいで、香りが良いお酒です。
それも、そのはずでキャプテンモルガンの中では、このタトゥーが一番の上級品です。
とはいえ、3500円ですから、一般庶民でも十分に手が出る値段です!
たまにお酒を飲む程度の人や、懐に余裕がある人には、こちらのキャプテンモルガンをおすすめします。
キャプテンモルガンの飲み方
私は基本的に、キャプテンモルガンを飲む時は、ロックか水割りにします。
僕にキャプテンモルガンを教えてくれたアメリカ人の友人は、コーラで割ってライムを入れていました。
他にも、ジンジャエールで割ったり、アイスティーで割って飲むという方法もあります。
ちなみに、キャプテンモルガンをアイスティーで割ってレモンなどを加えたカクテルは、市販品として販売もされています。
私は自分でキャプテンモルガンから、ロングアイランドアイスティーを作ったことはあります。
ですが、こんな市販品が販売されているとは、今回リサーチして初めて知りました!
それにしても、17度ありますから、飲み過ぎには要注意かもしれませんね!
もちろん、その他にもキャプテンモルガンもラム酒ですから、モヒートにしたり、ダイキリにすると美味しいです。
でも、自宅で作るのは面倒なので、私は自分では作りません!
ですが、家にお酒が揃っている人は、ホワイトラムではなく、キャプテンモルガンでラム酒ベースのカクテルを作っても、通常とは違った味わいで美味しいですよ。
という事で、ラム酒を飲んだことがある人も無い人も、一度ぐらいは、ぜひキャプテンモルガンを試してみて下さい。
こういう男が飲んでも似合う感じのアロマな感じのお酒って、他にあまり無い気がするので、超オススメです!