私が、このブログをやっている目的の一つに、『ブログ経由で仕事を得る』があります。
実際、会話に関する講演や、何らかの媒体への記事執筆の依頼メールが、毎月、やってきます。
なぜ、放送作家と会話術講師というビジネス系の専門家でもない私が、ブログを営業ツールとして使うような事が出来ているのでしょうか?
実は、2人のブログの専門家にお世話になったからなのです!
1人は松原潤一さんという方で、このブログの立ち上げの面倒を見てもらいました。
このブログでも、以前にご紹介した事は、あるはずです。
そして、もう1人は、ネットメディア評論家としてテレビでも、よくお見かけする落合正和さんという方です。
今年、落合正和さんが、『ビジネスを加速させる専門家ブログ 制作・運用の教科書』という本を出版されました。
落合さんは、期待以上のノウハウを、必ず出してくれる専門家というイメージを私は持っています。
本を読んでみたら、思った通りだったので、このブログでもご紹介したいと思います。
ネットメディア評論家・落合正和さんと、このブログの関係
落合さんに出会う前から、私はバズる記事を書くのは得意でした。
ブロゴス、アゴラなどを中心に、ダイヤモンド・オンラインなど、外部の媒体へ寄稿した記事で、頻繁にランキング1位を獲得していました。
ですから、アクセスを集める記事を書くのが得意な私が、ブログを書けば、仕事がザクザク入ってくるに違いないと思っていました。
しかし、現実は、そんな事は、全くなかったのです!
アクセス数自体は悪くないブログに成長しましたが、誰も『記事を寄稿してほしい』などの問い合わせを私にくれないのです。
月に、数万円のアドセンスの収入があるのが、せめてもの救いという感じでした。
そこでです!落合さんのブログコンサルを受け、セミナーにも参加するなどして、ブログの見せ方を大幅に変えてみたんです。
そしたら、仕事依頼が、ブログ経由で、チョロチョロ入るようになったんです!
この本には、成果を出した出したブログの例として、この私のブログも登場していますから、探してみてください。
落合さんのブログノウハウ、ちら見せ!
この私のブログにおいて、落合さんのノウハウが使われているわかりやすい部分は、サイドバーと、仕事依頼ページです。
その2つの場所には、私の出版実績や、どんなテレビの仕事をしてきたかなどが、分かりやすく書かれています。
以前は、サイドバーには名前とSNSのリンクぐらいしか書いておらず、仕事依頼のページにはメールフォームしかありませんでした。
理由は、プロフィールのページに、詳しいことは、全部書いたので、他にはいらない思っていたからです。
しかし!!!
私を含め、世の中の人は、そんなに情熱を持って、他人のブログを隅から隅まで、熟読してくれるわけではありません。
重要な情報は、すぐに目に入るところに置いておかないと、『この人に、仕事を依頼してみよう!』というアクションを、なかなか起こしてはくれないようです。
そこを改善しただけで、仕事依頼の連絡の頻度が、大きく変わりました。
『ビジネスを加速させる専門家ブログ 制作・運用の教科書』のツライ所
さて、褒めてばかりいても、正直ではありませんね!
この本の、ちょっと、厳しいなという所を書いておきます。
それは、レベルが非常に高いという所です。
とても情報量が多く、私も読んでいて「あー、ブログの専門家になるには、そこまでやらなくちゃダメか〜」と思った所もありました。
ややクリエイター気質な仕事をしている私にとっては、特に、SEOとか、プラグインとか、アクセス解析とか、そういうのは、どこか興味を持てない分野です。
だから、その辺りのエリアを読んだ時は、学生時代に戻ったような、『勉強しないとな〜』という感覚を持ち、ツラくも感じました。
最低限、『WordPress』『Analytics』『SEO』という単語を聞いて、何となく意味が分かるというレベルに達している人でないと、読んでも難しすぎるように思います。
TOEICで言うなら700点以上を目指すような本だと思うので、中学英語も危うい人には、ちょっと早いかもしれません。
この本を読むべき人は、こんな人
というわけで、次のような人は、この本を、ぜひ読んでみてください。
・すでにブログを持っていて、専門家として稼ぎたい人
・すでにブログで稼いでいるけど、もっと稼ぎたい人
・専門家としてブログを書いているけど、取材の申し込みが来ない人
こんな感じで、私のように、すでに、ブログで何らかの活動をしている人にオススメです。
あるいは、落合さんの講演やコンサルに興味がある人で、落合さんが本物かどうか知りたいという人にもおすすめですよ!