株式会社メイク・オー独自開発|体験型企業研修
「ベテランの勘」を会社の財産に変える。
「伝えた通りに俳優に演じてもらった。なのに、何かが違う!」
その「何か」に、会社の大切な知恵が眠っている。
もし、あなたの会社のベテラン社員の仕事を、プロの俳優やお笑い芸人に演じてもらったら、何が起こるでしょうか?
教えた通りに演じたはずなのに、なぜか違う。
「いや、実際にはそんな言い方はしないんです!」
「でも、そう教わりましたよね?」
そんなやり取りから、社員自身も気づいていなかった仕事のコツが見つかるかもしれません。
社員が原作者・演出家となり、プロの俳優やお笑い芸人と一緒に仕事を再現。コミュニケーション能力を磨きながら、会社に眠る知恵を発掘する体験型社員研修です。
放送作家が取材と台本づくりをサポートします。
The problem
こうした問題の背景には、「本人には当たり前すぎて、言葉にされていない知恵」が隠れていることがあります。
仕事ができる人ほど、すべての判断を意識して行っているとは限りません。
だから「いつも通りやればいい」と説明しても、その「いつも通り」が他人には伝わらないのです。
では、どうすればいいのでしょうか?
例えば、優秀な営業担当者に商談のコツを聞いたとします。
「まずはお客様の話をよく聞いて、信頼関係をつくることですね」
そこで、その説明をもとに俳優が商談を演じてみます。
ところが、ベテラン社員は首をかしげます。
「うーん、何か違うんですよね」
ほかの社員が尋ねます。「どこが違いましたか?」
「お客様が迷っているときは、すぐに商品説明をしないんです」
「では、何をするんですか?」
「……そういえば、相手がどんなことで迷っているのか、先に質問していますね」
ここで初めて、本人も説明していなかった仕事のコツが見つかりました。
俳優にもう一度演じてもらうと、今度はぐっと実際の仕事に近づきます。
最初の演技と、教え直した後の演技。
その違いが、会社の貴重なノウハウを教えてくれるのです。
「うまく説明できない」は、失敗ではありません。
この研修は、社員の説明の下手さや仕事の失敗を指摘するためのものではありません。
演技と実際の仕事のズレを手がかりに、まだ言葉になっていなかった知恵を、みんなで発見するための研修です。
The process
「1日文化祭」では、社員の皆さんが無理に人前で演技をする必要はありません。
社員が担当するのは、仕事のエピソードを語る原作者と、話を聞いて演劇に仕上げる演出家。
プロの俳優やお笑い芸人が演じ、放送作家が全体をサポートします。
STEP 1
まず、ベテラン社員や優秀な社員に、普段の仕事について話してもらいます。
ほかの社員は、その話を聞きながら質問。
放送作家が「何を聞けば大切なことが見つかるか」をサポートします。
STEP 2
取材した内容から、仕事の一場面を演劇にします。
社員が原作者・演出家となり、放送作家と一緒に短い台本を作成します。
STEP 3
いよいよ上演。
商談、接客、部下との会話など、社員が日頃行っている仕事をプロが再現します。
社員自身の仕事が目の前で演じられると、思いがけない笑いや驚きが生まれます。
STEP 4
演技を見て、みんなで意見を交わします。
「私は、そこでもう一言かけます」
「なぜ、そのタイミングなんですか?」
「そういえば、相手の表情を見て判断していますね」
質問によって見つかった新しい情報を加え、必要に応じて演じ直します。
このやり取りこそが、研修の中心です。
STEP 5
最後に、演劇と対話から分かったことを整理します。
仕事の判断基準、質問のコツ、相手への伝え方。
発見したノウハウを、今後の教育や仕事に活かせる形で共有します。
Five values
01
長年の経験から身についた勘や判断。
本人には当たり前すぎて、これまで説明されてこなかった知恵を発掘します。
優秀な社員の経験を、本人だけのものから、会社全体で学べる知識へ。
02
相手に分かるように説明すること。
相手の話から重要な情報を引き出すこと。
そして、本当に伝わったかどうかを確かめること。
説明力も質問力も、仕事を演劇にする過程で自然と求められます。
03
いつもは口数の少ない社員が、鋭い質問をするかもしれません。
普段は目立たない若手が、驚くほど面白い演出を思いつくかもしれません。
あるいは、経営陣が知らなかったベテランの工夫に、全員が感心するかもしれません。
会社に眠っているのは、仕事のノウハウだけではありません。社員の才能も眠っているのです。
04
営業の仕事を、技術部門の社員が演出する。
管理職の仕事を、若手社員が取材する。
普段は接点の少ない社員が、ひとつの演劇をつくるために協力します。
その過程で、互いの仕事への理解が深まり、コミュニケーションのきっかけが生まれます。
05
研修の価値は、その日の楽しさだけではありません。
発見した判断のコツ、質問の仕方、仕事の進め方を整理すれば、今後の人材育成にも活用できます。
社員に残るのは、コミュニケーションの経験。会社に残るのは、発見された仕事の知恵。
その両方を目指す研修です。
Themes
営業
「値引きしてほしい」と言われたとき、トップ営業はどう対応する?
接客・カスタマーサポート
怒っているお客様に、ベテラン社員は最初の一言で何を伝える?
管理職
ミスをした部下に、信頼される上司はどんな言葉をかける?
技術・製造
熟練者は、設備の小さな異変にどうやって気づいている?
チームマネジメント
意見が対立した会議を、優秀なリーダーはどうまとめる?
こうした場面を、社員が取材し、プロの俳優が再現します。
演じてみて初めて、言葉になっていなかった判断や工夫が見えてくるのです。
The method
インプロとは、台本に頼らず、その場の状況や相手の言動に応じて表現する即興演劇のことです。
アメリカでは、Google、Apple、Meta、Amazonなど、世界的大企業にもインプロを応用した企業研修の導入事例があります。
しかも、単なる娯楽や親睦会が目的ではありません。
コミュニケーション能力、創造力、チームワーク、リーダーシップ、顧客対応力など、実務に必要な能力を高めるために活用されています。
仕事では、相手が何を言うか、次に何が起きるかを、すべて予測できるわけではありません。
相手の話を受け止め、状況を判断し、その場にふさわしい対応を考える。
インプロは、こうした能力を磨く実践的な方法でもあります。
「1日文化祭」は、このインプロの考え方に、仕事のノウハウを発掘する仕組みを加えました。
SECIモデルとは、経営学者の野中郁次郎らが提唱した、組織の知識創造を説明する理論です。
個人の経験や勘など、言葉にしにくい「暗黙知」を、他者と共有し、言語化し、組織の知識として活用していく過程を説明しています。
「1日文化祭」では、社員の仕事を取材し、演劇として再現し、質問を重ねることで、暗黙知を言葉にする機会をつくります。
さらに、その内容を整理し、今後の仕事や人材育成に活かすことを目指します。
アメリカで学んだインプロ。日本発のSECIモデル。そして、放送作家の取材・構成・演出技術。
この3つを組み合わせたのが、「1日文化祭」です。
Developer
放送作家
株式会社メイク・オー 代表
アメリカの即興演劇と、日本のテレビの話術。その共通点から生まれたコミュニケーション研究が、企業研修へと発展しました。
アメリカの大学に留学していた頃、即興演劇「インプロ」と出会いました。
インプロは、相手の言葉を受け止め、予想外の状況に柔軟に対応するための実践的な技術でもあります。
帰国後は、NHKの国際放送をはじめ、情報番組、経済番組、バラエティー番組などの制作・構成に携わり、芸能人の話術やコミュニケーションについて研究を続けてきました。
その中で、キャイ〜ンの天野ひろゆきさんの話術や司会術を分析した際、アメリカで学んだインプロと共通する考え方が数多くあることに気づきました。
プライベートであれ、ビジネスであれ、コミュニケーション能力は生まれ持ったセンスだけで決まるものではありません。技術として学び、磨くことができるのです。
この考えを研究し、2018年にはダイヤモンド社から『1秒で気のきいた一言が出るハリウッド流すごい会話術』を出版。
中国など海外でも重版され、多くの読者の関心を集めました。
これまでに5冊の書籍を出版し、著書の累計発行部数は6万部以上。
また、芸能事務所の養成スクールで、芸人や俳優に即興力を教えた経験もあります。
放送作家として数多くの経営者や企業関係者を取材してきた中で、ひとつ気づいたことがありました。
優秀な人でも、自分が持っているノウハウのすべてを、言葉で説明できるとは限らない。
では、その知恵をどうすればほかの人に伝えられるのか?
そこで着目したのが、演劇による再現と、SECIモデルによる知識の共有です。
社員が自分の仕事を語り、ほかの社員が質問し、プロの俳優が演じる。
演劇を通して初めて気づく「伝えたつもり」と「理解したつもり」の違い。
そこから、会社の大切な知恵を発掘する。
放送作家として培ってきた技術を、企業の人材育成に活かしたい。
その思いから生まれたのが、体験型社員研修「1日文化祭」です。
Plans
梅
まずは、社員の仕事を演劇にしてみたい企業へ。
半日|4時間
「1日文化祭」の中心となる体験を、半日で実施するプランです。
社員同士の取材から、短い台本づくり、プロの俳優による上演、仕事のノウハウを発掘する振り返りまでを体験します。
部署単位の研修や、社内イベントの一部にもおすすめです。
開催内容・お見積もりを相談する竹
学びと実践を、じっくり1日かけて。
終日|1日
午前中は、インプロを応用したコミュニケーションの考え方や、質問力・説明力、SECIモデルについて学びます。
午後は「4時間文化祭」を実施。
午前中に学んだことを、実際の取材・台本づくり・演劇で使ってみるプランです。
知識を学ぶだけでなく、その場で実践して身につけたい企業におすすめです。
開催内容・お見積もりを相談する松
研修を一度きりで終わらせず、会社の仕組みに。
継続プログラム
「1日文化祭」の開催に加えて、人事担当者や管理職などを対象に、社内でノウハウ継承を進めるための技術を指導します。
取材の進め方、質問の仕方、対話の進行、発見した知恵の整理方法などを学び、社内で継続的に知識共有を行うための仕組みづくりをサポートします。
会社の大切なノウハウを、長期的に継承していきたい企業におすすめです。
開催内容・お見積もりを相談する※各プランとも、参加人数、開催地域、出演者、実施内容などに応じて、個別にご提案・お見積もりします。まずはご相談ください。
Special order
社員研修の成果発表会が、テレビ番組になる。
有名タレントやお笑い芸人を起用し、社員たちによる成果発表会を、地方テレビ局などと連携して番組化する特別企画です。社内向けの映像制作にとどまらず、実際にテレビで放送することを目指します。
有名タレント・お笑い芸人の出演から、地方テレビ局などと連携した番組制作まで。
「1日文化祭」を、企業の枠を超えて多くの人に見てもらえるエンターテインメントにしてみませんか?
著名なタレントやお笑い芸人を招き、社員と一緒に会社の仕事を再現。
放送作家が企画・構成を担当し、地方テレビ局などと連携した番組制作・放送企画もご提案します。
人気お笑い芸人が、ベテラン社員の仕事に挑戦!
教えられた通りにやってみたのに、なぜかうまくいかない。
「違う、違う! そこが大切なんです!」
芸人が奮闘する姿に笑いが起きる一方で、普段は知られていなかった社員の技術や工夫が次々と明らかになっていく。
会社の本当の魅力を、社員の仕事を通して伝えるコンテンツです。
タレントのキャスティング、企画構成、撮影、映像制作、テレビ番組化まで、ご要望に合わせてご提案します。
特別オーダーメイドプランについて相談する※出演者の手配、番組制作・放送は、所属事務所・放送局等との協議により決定します。
Questions
ありません。演技はプロの俳優やお笑い芸人が担当します。
社員の皆さんは原作者・演出家として、自分たちの仕事を伝え、質問し、演劇の内容を考えます。
もちろんです。
放送作家が取材と台本づくりをサポートします。演劇や文章制作の経験は必要ありません。
研修で扱う仕事のテーマや参加者、会場などを決めていただきます。
台本づくりは研修の中で進めるため、社員の皆さんに大がかりな事前準備をお願いすることは想定していません。
営業、接客、サービス、製造、技術、管理職など、幅広い職種で実施できます。
御社の仕事内容に合わせて、演劇にするテーマをご提案します。
はい。演劇の上演や振り返りを、研修参加者以外の社員に見学してもらう形式もご相談いただけます。
周年行事や全社集会などと組み合わせることも可能です。
全国各地での開催をご相談いただけます。
開催場所や参加人数、出演者などに応じて、実施方法をご提案します。
もちろんです。むしろ、そこがこの研修の出発点です。
質問や演劇による再現を通して、これまで言葉になっていなかった仕事の知恵を少しずつ見つけていきます。
研修の中で発見した知恵を整理・共有します。
さらに、社内で継続的に知識継承を行うための教材や運営体制を整えたい場合は、「松」プランで対応します。
どんな会社にも、ほかの社員に伝えておきたい仕事の知恵があるはずです。
ベテランの判断。
トップ営業の工夫。
優秀な管理職の言葉の選び方。
そして、普段はまだ知られていない社員の才能。
それを、会社の中だけに眠らせておくのは、もったいない。
社員が原作者・演出家になり、プロが演じる。
笑いながら、質問しながら、仕事の大切な部分を見つけていく。
「1日文化祭」は、そんな新しい企業研修です。
「うちの会社なら、何を演劇にできるだろう?」
そんな段階からのご相談も歓迎しています。
業種、参加人数、開催目的などをお聞きし、御社ならではの「1日文化祭」をご提案します。
御社だけの「1日文化祭」を相談するベテランの勘を、会社の財産に。
体験型社員研修「1日文化祭」
渡辺龍太
放送作家/ネット文化ジャーナリスト