今日、7月21日発売の週刊文春(7月28日号)で、都知事選に立候補している鳥越俊太郎氏に、ベッキーやショーンKを表舞台から葬り去った、文春砲が炸裂しました。
内容は、このブログでも『鳥越俊太郎氏の『がん(体調)』が、全く大丈夫に見えない件』という記事で扱ったような、健康問題ではありません。
先ほど、コンビニで文春を見かけたのですが、『鳥越俊太郎「女子大生淫行疑惑」』とありました。
東京都民として気になったので、久々に購入してしまいました。
まさしく、文春砲という名前がピッタリの、すさまじい内容でした。
そして、この記事を一通り読んで、この前の参議院選挙での青山繁晴さんが、文春を公職選挙法違反で刑事告発した一件を思い出しました。
また、内容から推測するところによると、今回の情報をタレ込んだ人が決定的な証拠を持っていそうな感じなんです。
そのため、『今回の文春砲は、今までの政治関連の記事より、かなり信憑性が高い可能性が高いんじゃないかな』と私は感じました。
もう、鳥越さんは都知事候補としてというだけでなく、文化人としてオシマイかもしれません。
鳥越俊太郎氏の『女子大生淫行疑惑』報道の流れ
まずは、簡単に鳥越氏の『女子大生淫行疑惑』の報道、そして本人の反応について、簡単にまとめてみます。
鳥越氏の『女子大生淫行疑惑』の概要
詳しくは週刊文春を読んでいただくとして、ポイントを箇条書きにしてみます。
- 10数年前、鳥越氏は親しくしていた大学教授ゼミによく顔をだしていた
- その大学の生徒たちを自宅に招いてホームパーティーをやるなど親しくしていた
- 特に親しい生徒には、個人的な相談にのるなどもしていた
- そういった生徒の1人の女性に強引に性的関係を迫った
- その後、被害者女性に『公表したら自殺する』というメールを送っていた
だいぶ前の話なので時効は成立していると思いますが、もし事実だったら、すごいですよね。
いずれにせよ、文春も鳥越さんが被害者女性に送ったメールが存在し、それが本物だと確認しないと書けないような記事ですよね。
なので、この時点で、かなり事実っぽい気はしますが、まだ証拠を文面に出しているわけでないので、文春側が絶対正しいとも言い切れません。
鳥越氏サイドは週刊文春を刑事告訴
そして、昨日、この記事が発売されると分かった鳥越さんサイドは、週刊文春を公職選挙法違反として、刑事告白する予定だと文春にFAXを送ったそうです。
公職選挙法では、選挙期間中に『事実でない事』を用いて、選挙の公正さを妨害してはならないとあるのです。
公職選挙法148条1項で禁じられている事
虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲して記載する
表現の自由を濫用して公正な選挙を行えなくする事。
鳥越さんサイドは、この文春の記事が全くの事実無根の作り話なので、選挙を妨害しているだけだと主張しています。
要するに、自分が『自殺する』と書いたメールなどが存在しないか、自分の書いたものではないと宣言しているのです。
最近、すでに選挙関連で刑事告発されていた文春
確かに、週刊誌っていい加減な情報を割と出しますから、『ちょっと文春も大げさに書いていて、鳥越さんも、そこまでヒドイ事してないんじゃない?』と、普段なら思ってしまいそうです。
ですが、今回は、そうでもないんじゃないかと思う事が、最近、起きたばかりなのです。
参議院議員になった青山繁晴氏が文春に激怒!
実は、今月10日の参議院議員選挙で初当選した、ジャーナリストの青山繁晴さんが、鳥越さんと同じく公職選挙法で文春を刑事告発していたのです。
その理由は、文春は20年前に青山さんが働いていた共同通信を辞めた理由を、『経費の私的流用でクビになったから』と報じたからです。
その報道を知った青山さんは、共同通信を辞めたのは事実だけど、クビになったわけではなく、退職金も出ていると激怒しました。
(この選挙演説動画でも、刑事告発した事などを語っています。)
そして、青山さんは文春記者に対し、同じ政治報道をしてきたジャーナリストとして許せないと感じ、刑事告発しました。
それを、東京地検特捜部が受理したのです!
刑事告発をして受理されたという事は、確実に文春に対して何らかの操作が行われる事を意味するのです。
青山氏・小池百合子氏の追加報道をあきらめた文春
読者は報道が事実かどうかを裏取りする術なんてありませんが、当事者の動きを見ると、真実に近づく程度の事は出来ます。
実際、青山さんの話を聞くと、理にかなった事を言っているし、文春の記事より辻褄が合う感じです。
さらに、青山繁晴さんの刑事告発が行われて以降、実は、ちょっと文春はおとなしくなっていたのです。
文春は青山さんに刑事告発される前、青山さん対しての、さらなる文春砲を炸裂させると言っていました。
ですが、その文春砲は、何事もなかったかのように、紙面には登場しなかったのです。
文春も東京地検の捜査が行われると確定しまっては、もう、いい加減な裏取りの記事は出せないと判断したのでしょう。
文春 VS 鳥越は、激しい戦いに・・・!?
そういう経緯があるので、今回の鳥越さんの女子大生淫行疑惑の記事は、文春がネタの裏取りに慎重に行われた可能性が非常に高そうに思えませんか?
推測ですが、鳥越さんの『公表したら自殺する』メールの証拠を、文春がきちっと押さえているんじゃないかと思います。
それだと、鳥越さんは絶体絶命なんですよね。
ですが、鳥越さんの取り巻きも、鳥越さんを推薦したという責任を回避したいのか、『文春VS鳥越』は、かなり激しい戦いになりそうです。
鳥越サイドの弁護士は超大物
実は、鳥越氏の力になっているのは、ロス疑惑や小沢一郎氏などの弁護をして無罪を勝ち取った弘中惇一郎弁護士なのです。
弘中弁護士は、『無罪請負人』と呼ばれ、そういう本を出しているくらいの凄腕です。
弘中さんが相手では、週刊文春も、かなりの本気で戦う必要性に迫られるでしょう。
いずれにせよ、鳥越さんは知事にふさわしいかどうかとか、そういうレベルではない大きな問題を抱えたようなので、今後の展開が気になりますね。
まとめ
今日発売の週刊文集を買い、鳥越俊太郎氏の女子大生淫行疑惑について読んだ。
その紙面を読む切り、鳥越氏は限りなく黒にみえる。
だが、鳥越氏サイドは、記事が事実無根として文春を刑事告発する予定。
しかし、文春は少し前に青山繁晴さんに記事の内容で刑事告発されてからというもの、ちょっとおとなしくしていた時期。
それだけに、文春の本気度が違うのではないかと推測。
一方の鳥越サイドは、相当腕の立つ弘中弁護士をつけているので、今後のバトルは凄まじくなりそうに見えた。