
以前に、バズる記事の6つの法則!数千『いいね!』を可能にする書き方という記事を書きました。
私が実際にやっている作業の手の内を明かすということで、とても参考になるという感想を頂いた一方、「記事の添削はしないんですか?」という声も頂きました。
そこで、ブログ記事の添削サービスを、始める事にしました。
今回は、私が一体、どんな添削を行っているのか・・・!?
記事添削サービス(対面90分2回 プラス課題添削 価格3万円)を実際に受けた、自意識ライジングというブログを運営している橘右近さんの例を紹介します。
文章添削の流れ
1月に2回(90分)のミーティングを軸に、添削サービスは行われます。
そして、そのミーティングの合間に、2本の記事を実際に書いてもらいます。
それを通じて、次のような2つのミッションを行っていただきます。
↓元記事
男を演じるなら股間を意識しろ
※この記事の添削前の文章は、橘さんのブログからは削除されました
↓添削後の記事この記事を読んだら、ドS女子なあなたは視線を送るだけで快感を得られるようになる)
ミッション② マンツーマン指導で問題点を克服
↓添削前の記事個性がなくなったら「あなた誰?」ってなっちゃうことを、日本の教育はもう少し考えた方がいい
↓添削後の記事
このままじゃダメ!個性を無くす日本の義務教育は時代に合わない)
特にミッション②に関しては、原稿の下書きを私に送ってもらい、それを私が加筆・修正します。
それに対して、2回目のミーティングで、本当は何を言いたかったのかなどを、徹底的に議論するという形式を取っています。
添削プロセス「橘さんのブログの場合」
ここから、もう少し細かくブログ添削サービスで、どんなやり取りを橘さんと行ったかを紹介します。
先ほども紹介したように、まず始めに、橘さんと90分ほどの、1回目のミーティングを行いました。
※橘さんは都内にお住まいなので、リアルでのミーティングでしたが、スカイプなどでも打ち合わせは可能です。
そのミーティングの目的は、「現在、橘さんのブログ記事が、どんな問題を抱えているかを把握する」という事です。
橘さんは、以下のような大きな問題を抱えているという事を、お互いに共有しました。
1、自分の知っている事、他人の知っている事の区別が弱い
2、書きたい事に対する感情を、論理的に深く掘れていなかった
3、バラバラの情報がつまり過ぎていて、読む側がエネルギーを必要とする
橘さんは、とても個性的な面白い方です。
だから、自分の内側から湧いてくる、「伝えたい!」という思いが非常に強い方なんです。
しかし、それゆえ、ちょっと言いたい事が多くなり過ぎていて、情報整理が追いついていないような状態だと私は考えました。
1、自分の知っている事、他人の知っている事の区別が弱い
例えば、1の自分と他人の知っている情報の区別がないというのは、多くの人が、気づかないうちにやってしまう失敗です。
例えば、80代の近所のおばあちゃんに道であって、「最近、調子はどうですか?」と聞かれて・・・!?
もしあなたが、「ワードプレスのテーマが、なかなか良いのが無くて、悩んでいるんですよ〜。」と言ったら、ほぼ100%の確率で、おばあちゃんには何を言っているのか伝わりませんね。
こんな極端な事ではないにせよ、ブログを書いている時は、不特定多数の人が読む事を意識する必要があります。
だから、「自分は知ってるけど、他の人から見たら知らないという情報は解説を入れる」というのが重要なのです。
2、書きたい事に対する感情を、論理的に深く掘れていなかった
次に、これも、多くの人が抱えている問題の一つです。
例えば、橘さんの個性についての記事のビフォアー、アフターを読んでみると・・・!?
登場する例が、全く違っています。
最初の文章では、書道とか、とにかく多くの事柄が紹介されていました。
一方で、添削後の記事は、絵の話題で統一されています。
その理由は、橘さんが、実際の絵がないから、文章では表現しにくいかと思って、本当に書いことを避けてしまっていたんです。
そういうのって、とってももったいないです。
文章で書けない事はありません!
無意識に、そうやって文章を書くという作業から避けている人もいるので、そういう部分も添削サービスを受けていただければ、みっちり指導いたします。
3、バラバラの情報がつまり過ぎていて、読む側がエネルギーを必要とする
3つ目のこの問題は、ほとんど、すべてのブロガーが一回は失敗していると思います。
なるべく長い文章を書かなければならないと、書く内容をとにかく増やしてしまう人。
あるいは、言いたい事がありすぎて、大量の具体例や、関連する事を書きすぎて、分量が長くなってしまう人がいるでしょう。
もちろん、長くても1つのテーマやトピックに沿っていれば、何の問題もありません。
ですが、「短くまとめる能力がないから長くなった文章」と、「長く書く必要があったから、長くなっている文章」では、全く質が違います。
短く出来ない人の文章は、トピックがあちこちに飛び過ぎていて、読者が「理解するぞ!」と気合を入れないと分からないパターンが多いはずです。
それに、長い文章をきちっと書くという事は、かなりハイレベルな事なので、短く書けない人には無理な可能性が非常に高いです。
私の添削サービスでは、1回目のミーティング後に、私に次に書くブログの下書きを提出してもらいます。
そして、それに対して、私が赤を入れる形で、バシバシ文章を短くする練習をしていきます。
これをやるだけで、かなり力がつきますよ!
ちなみに、橘さんは、私が添削中に何度も言っていた、「文章に変態性を出しましょう!」という言葉を非常に気に入ってくれたみたいです。
つまり、短い文章で、変態性(個性)を、しっかり伝える文章を書けるようになって、他のブログに読者を取られないブロガーになれる能力を身につけるのが、私の添削サービスなのです。
※橘さんのブログに、私の添削サービスについての事が、少し登場しているので、こちらも御覧ください。
ブログのアクセスアップを狙うのは、「モンハン」で言えば「最強の装備を手に入れること」
↑モンハンが好きな人しか分からないと思いますが、橘さんは私の事を「緊急クエスト」と例えてくださいました。
まとめ
最近、ブログ添削サービスを始めた。
内容は90分(2回)のミーティングを行い、その間に「自力で一回ブログを添削する」、「私と一緒にブログを添削する」という2つのミッションをこなすというもの。
早速、ブロガーの橘右近さんに、添削を受けてもらった。
橘さんの問題を、ある程度解決出来たようなので、満足度は高かったようである。