9月24日土曜日の昼間に、板橋区教育委員会の主催で行われた、『つらい時はお笑いで乗り切れ』という講座の講師をしてきました。
この講座は、全3回の講座で、1回目と3回目の授業に私が講師として参加してきました。
※第一回目の講座の様子
そして、第3回目は、1回で行ったツライ事を明るく話す技術を踏まえて、『お笑いで健康になる』というテーマで行いました。
というわけで、今回もブログには、『お笑いで健康になる理由』を少しお伝えしたいと思います。
お笑いで健康になる!というのに実感がある
まず、最近、お笑いと健康効果が注目されていて、笑うと次の様な健康効果があると言われています。
- 免疫力アップ
- ストレス解消
- リウマチの痛み軽減
- 糖尿病予防・改善
- 鎮痛効果
こんな感じに色々な効果を言われても、私自身、医者ではないし『へー、そうなんだ。』位にしか思えません。
でも、これだけは皆様に言えます!
『お笑い』的な番組の台本などを書いていて特に感じるのですが、『お笑いは脳をメチャクチャ使う』と言えます。
なので、割と、色々な事に対して疑り深い私なのですが・・・!?
麻雀とか数独など、頭を使う遊びがボケ防止や健康に良いと言われているように、きっとお笑いも健康に良いのだろうと思っています。
お笑いで健康になるための脳の使い方 ①分析編
とはいえ、いきなり『じゃあ、お笑いやってください!』と言っても、それはハードルが高いですよね。
なので、この講座では、まず『お笑いの分析』で脳のウォーミングアップを行いました。
具体的に言うと、芸人さんのギャグや漫才をビデオで見て、どこにお笑いの要素が隠れているかを考えました。
お笑いの要素とは、第一回の講座で詳しくやったのですが、お笑いのギャグの種類の分類法です。
①ボケ ②勘違い ③誇張法 ④反復
⑤ダジャレ ⑥のっかり・すかし ⑦時事ネタ ⑧自虐(差別)
普段は、お笑いのギャグを見て、直感的に『あははは!』と笑っているだけだったかもしれませんが・・・!?
その冗談が、一体、どんなテクニックによって作られているのか考え出したら、もう、脳がフル回転して脳内物質が出まくりになってきます。
今回の講座の参加者は、割と高齢の方々が多かったので、皆で、綾小路きみまろさんのネタを分析しました。
お笑いで健康になるための脳の使い方 ②発信編
確かに、お笑いを聞いて、それがどういう構造になっているのかを意識するだけで、そうとう頭はフル回転する事は確かです。
ですが、やはり、自分でお笑いのギャグを考えるという事をした方が、圧倒的に頭を使います。
とはいえ、いきなり『さあ、ギャグを考えましょう!』と言っても、難しいので、この講座では、『穴埋めなぞかけ!』を行いました。
講師が作った、『雨とかけて○○ととく、その心は!?』というお題を、参加者の皆さんに提示します。
※プロジェクターを使ったので写真が暗くなってしまいました
その後にしばらく時間をかけて穴埋めを考えてもらい、参加者の方々に、思いついた事を発表してもらいました。
すると、私たちが想像していた以上に、多くの皆さんが、なぞかけを考えて発表してくれました。
そして、皆さん、口をそろえて『おもしろい!』とか、『頭を使っている!』と実感したと言っていました。
お笑いで健康になるための脳の使い方 ③日常編
とはいえ、日常生活で、『ねえねえ、なぞかけを一緒にやらない?』なんてシチュエーションには、なかなか、なりませんよね。
そこで、私が、今後、この講座で学んだ事を生かすために、参加者のみなさんにお勧めしたのが・・・!?
『お笑い仲間を作る!』という事です。
家族が何を言っても笑う様な感じじゃないという参加者さんも多かったのですが、そういう場合は、もう新しい人脈を築くしかないと思います。
内容は単純に、お笑いが好きな仲間と、一緒にお笑いを見に行ったり、それについて、後で皆で楽しく話すくらいで十分です。
『健康のためのお笑い』はハードな肉体トレーニングの様に、『つらくても頑張る!』という事であるべきでないと思います。
なので、時々、今回、私の講座のようなところで、『お笑いって楽しいんだよ!』とか、『自分で考えると、なお楽しいし、頭も使うよ!』という事を知って、
日常でも楽しい仲間とワイワイ話すシチュエーションを作る努力をしたら、きっと、楽しく健康になれる事でしょう!
私も講師として、とっても楽しい講座を引き受ける事ができて、楽しい週末になりました。
まとめ
9月24日の昼間に、板橋区教育委員会が主催する講座の講師をしてきた。
今回の講座のテーマは、『お笑いで健康になる』という事。
なぜ、お笑いで健康になるのかというと、お笑いを理解したり、考えたりするのは、とっても頭を使うから。
今回の講座では、『穴埋めなぞかけ』を行い、実際に参加者の方々に頭をしっかりと使ってもらった。
しかし、日常生活では、そんな事をするのは無理なので、今後は、『お笑い仲間』を作って、楽しくワイワイ過ごしながら、楽しく健康になるべきだと伝えた。