9月24日(土曜日)の午後6時半から、今週も浅井企画メディアスクールでインプロワークショップ(即興力を付ける講座)の講師をしてきました。
今週のインプロワークショップは、『魅力的な人の条件』というのをテーマにしてみました。
という事で、今回のブログでは『魅力的な人の条件』、『他人に魅力的と思わせる方法』をお伝えしたいと思います。
※インプロについて知らない方は、こちらの記事をどうぞ!
『魅力的な人の条件』インプロワークショップ編
今回のワークショップでも、主に2人づつ前に出てきてもらい、インプロ(即興)で色々な会話をシミュレーションしました。
そして、今回のテーマである『魅力的な人の条件』というのを理解するために、『相手の興味のある事を掘り下げる』という事に徹してもらいました。
日常会話で初対面の人に会う時や、インプロワークショップでの会話の趣味レーションでも同じなんですが・・・!?
多くの人は相手に、『自分の特別な好みの種類がどれだけあるか』という情報しか伝えないパターンが多いと感じます。
でも、それだと全然、相手の魅力って分からないんです。
他人から見た時に、魅力的な人に見える条件としては、『好みが生まれた動機』を、どうしても知る必要があるのです。
魅力的な人に見える条件は、好みの動機が明確な事
ちょっと、抽象的な言い回しが多かったですから、よく分からない感じもしますね。
なので、ここでインプロワークショップでもあげた、簡単な例をあげてみます。
この二人の会話から通じて分かる、『上司・ジマオ』の好みは何かと言うと・・・!?
■ジマオという人物の情報
ヨーグルト イチゴ バナナが好き
という、情報だけです。
一方、こんな会話はどうでしょう?
■ジマオという人物の情報
・自分の好きな事・物には、こだわりがある
・自分の好きな事・物のためには、多少のリスクもいとわない
この二つを並べてみると、一目瞭然ですね。
上の会話だと、『食べ物の好み』という情報しかやりとりしていません。
でも、下の会話は『ヨーグルト』を通じて、ジマオという人物の思考法などが語られています。
下の会話を読んだ方が、明らかにジマオがどういう人物なのかがわかり、キャラに魅力を感じますよね。
つまり、相手から『魅力的な人だと思われる条件』というのは、その人物の思考法の様な内面が伝わらないとダメなのです。
魅力的な人に見える条件を伝えるトレーニング
日々、魅力的な人になろうと努力している人も、大勢いると思います。
そういう人は、色んな事を学んだり、様々な活動をしてみたりと、様々な試行錯誤をしていると思います。
でも、実際、初対面の人と会った時、そういう普段の色々な活動についての話をした時に・・・!?
『へー、色々やってんだねー。』と、相手から、ちょっと冷めた感じのリアクションをされる事ってありませんか?
その原因は、『ヨーグルト、イチゴ、バナナ』が好きだという程度の情報しか、相手に伝わっていなかったという事です。
という事で、今回のインプロワークショップでは、『自分の思考法』を相手につ会える事、『相手の思考法』を引き出す事に力を割いてもらいました。
そういうと、ちょっと複雑な事をしている感じがしますが、実に簡単な事をするだけです。
相手の魅力を引き出したい時は、『WHY?(どうして?)』を多用する事。
そして、自分の魅力を語りたい時は、『実は〜。』を多用するという事だけです。
実際、インプロワークショップで、この二つを意識してもらって会話の趣味レーションをしてもらうだけで・・・!?
かなりお互いが、どういう人物かが周りに伝わってきました。
やはり、周りから『魅力的な人と思われる条件』というのは、その人の表面的な好みではなく、なぜ、その人には、そんな好みがあるのかという事を明確にする事なのです。
もし、このブログに来た方も、周りから魅力的な人と思われたかったら、ここに注意して日常生活でも会話をしてみてください。
まとめ
9月24日に、浅井企画メディアスクールでインプロワークショップの講師を務めてきた。
今回やった内容は、どうやったら魅力的な人に見えるかというのを考える、『魅力的な人の条件』というのがテーマ。
一般的に、多くの人は自分について話す時や、他人を知ろうと何かを質問する時、好みを並列的に聞いてしまう。
だが、それでは表面的な情報しかわからない。
一方、その人に『なぜ、そんな好みがあるのか。』という理由を掘り下げると、その人の思考法などが見えて来る。
そこが相手に伝わると、人は魅力的に見える。
また、『魅力的な人の条件』を相手に伝える場合は、『実は・・・』という言葉を多用すると楽。
そして、『魅力的な人の条件』を相手から聞き出したい場合は、『どうして?』を多用すると楽に出来る。