やりすぎない滑舌トレーニング法!普通の人は通じればOK

      2016/07/08

滑舌トレーニング方法

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渡辺龍太

渡辺龍太

放送作家
トランプ・ウォッチャーな放送作家。10年前にトランプの講演を生で聴いてからトランプに注目。普段は情報番組の企画・構成や、ナレーション作りが得意。最近、著書がAmazonのベストセラーランキング1位になって、少し調子に乗っている。詳しいプロフはこちら!

勉強さえできれば良い学生時代は大きな問題にはなりませんが、社会人になると、『滑舌』というのが割と大事になってきます。

 

接客業の方はもちろんの事、あまり人と話さない事務職やエンジニアのような仕事の人も、仕事上で何かしら話すので、滑舌が悪すぎて悩んでいる人は大勢いると思います。

 

でも、滑舌トレーニングって、何をしたら良いのかよくわかりませんよね。

 

私も滑舌が悪かったのですが、何をしたら良いのかわからなかったので、アナウンス学校の門を叩いた事がります。

 

すると、やたらテンションが高くてフレンドリーな、滑舌の良い元アナウンサーの40代くらいの女性の先生が登場し・・・。

 

『渡辺さん!美しい日本語を話すトレーニングにはですね!!!』

 

と、やたらニコニコした感じで、初対面の私との距離感をグイグイ縮めてくる感じだったんです!

 

そういうのって、私の様な体育会系とは無縁で、割と内向的に生きてきた人にとっては、生理的に住む世界が違うタイプ人な気がして・・・。

 

先生がとっても親切なのは分かるのですが、逃げ出したいような気分でした(笑)

滑舌が良すぎる人

 

はやり、元から社交的でテンションが高く、アナウンサーになりたいと思う様な方の『滑舌の悩み』と・・・、

 

とりあえず、周りの人へ誤解なく自分の言っている事を伝えたいという『滑舌の悩み』って全く別物だと思いました。

 

結局、内向的な私は、独自に滑舌トレーニングを重ねて、通じるレベルの滑舌を手に入れました!

 

というわけで、今日は世間から『滑舌悪いね〜。』とは言われても、聞き返されはしないレベルになれる『滑舌トレーニング』をご紹介します。

 

 

ハードルを上げすぎない目標設定が重要!

安倍総理って、割と滑舌が悪いですよね。

 

モノマネ芸人の人は、その滑舌の悪い部分を誇張して真似ていたりしますよね。

 

だから、滑舌トレーニングの目標として、『安倍総理のような話し方』をあげる人はいないと思います。

 

でも、私は滑舌で悩んでいる普通の人にとっては、安倍総理の滑舌具合が目標として最適だと思うのです。

 

 

総理大臣は日本有数の『人前で話す職業』

なぜ安倍総理ぐらいの滑舌が良いかというと、安倍総理って明らかに滑舌は悪いですが、誰でも発言内容を理解できるからです。

 

安倍総理の演説の動画を見てみましょう。


字幕が無くたって、何を言っているかわかりますよね。

 

 

自分が滑舌が良くないキャラだと受け入れる事が重要

とはいっても、まだまだ『えー?聞き取れはするけど、安倍総理の滑舌ってヒドイよね〜。』と思っている人いますよね。

 

でも、待ってください!

 

安倍総理は、あの滑舌でも日本全国で演説をして、国会で答弁をするという、日本有数の人前で『しゃべる職業』をこなしているのです。

 

総理大臣ほど、大勢の前で話す必要がある職業って、他にあまりないですよね。

 

つまり、今、近くで話している人から『今なんて言った?』って聞き返されてしまうほど、滑舌が悪い人というのは・・・!?

 

安倍総理より、圧倒的に滑舌が悪いはずなのです!

 

なので、まずは『自分は滑舌が圧倒的に悪いんだ!』という事を受け入れましょう。

 

そして、身の丈にあった『安倍総理ぐらの滑舌を目指す!』という感じの目標設定でがんばりましょう。

 

例えば、ちょっとダイエットしようかという人が、いきなりボディービルダーを目指さしても、一瞬で挫折するのは火を見るよりも明らかですよね。

 

それと同じように、安倍総理より人前で話す機会も少なく、滑舌が悪い人が、世間一般の人より良い滑舌になる事を目標にしたら挫折する可能性は高いと思います。

 

 

オススメの滑舌トレーニング法

私もそうだったのですが、ほとんどの人の滑舌の悪さの原因は、次の3つうち1つ以上の問題を抱えている事です。

 

1、そもそもの声が小さい

2、息を吐く力が一定で無い

3、早口で話しすぎている

 

この3つを改善しようという意識をしながら、次のトレーニングをやってみてください。

 

滑舌トレーニングの定番『外郎(ういろう)売り(一部抜粋)』

俳優、アナウンサー、声優など、声を使う職業の人が滑舌の練習をするとき、『外郎(ういろう)売り』というの練習します。

 

『外郎売り』とは、早口言葉的な言葉が割と登場する、歌舞伎の演目の一つの様なものと理解してください。

 

ちなみに、プロの声優が読むと、こんな感じで、5分以上の分量があります。

 

意味もわかりにくいし、長いし大変ですよね。

 

なので、割と意味のわかる、外郎売りの一番最後の部分だけを抜粋したので、そこだけ読む事をオススメします。

鮒(ふな)、きんかん、椎茸(しいたけ)、定(さだ)めて後段(ごだん)な、そば切り、そうめん、 うどんか、愚鈍(ぐどん)な子新発地(こしんぼち)。

小棚(こだな)の、小下(こした)の、小桶(こおけ)に、こ味噌が、こ有るぞ、 小杓子(こしゃくし)、こ持って、こすくって、こよこせ、おっと合点(がってん)だ、

心得(こころえ)たんぼの川崎、神奈川、程ヶ谷(ほどがや)、戸塚(とつか・とづか)は、走って行けば、

やいとを摺(す)りむく、三里ばかりか、藤沢、平塚、大磯(おおいそ)がしや、

小磯の宿を七つ起きして、 早天早々(そうてんそうそう)、相州小田原とうちん香、

隠れござらぬ貴賤群衆(きせんぐんしゅ・きせんぐんじゅ)の花のお江戸の花ういろう。

あれあの花を見てお心をおやわらぎやという。
産子(うぶこ)、這子(はうこ)に至るまで、

この外郎のご評判、ご存じないとは申されまいまいつぶり、
角出せ、棒出せ、ぼうぼうまゆに、臼(うす)、杵(きね)、すりばち、ばちばちぐわらぐわらぐわらと、

羽目(はめ)をはずして今日お出(い)でのいずれも様(さま)に、
上げねばならぬ、売らねばならぬと息(いき)せい引っぱり、

東方世界(とうほうせかい)の薬の元締め、薬師如来(やくしにょらい)も照覧(しょうらん)あれと、

ホホ敬(うやま)って、ういろうは、いらっしゃりませぬか。

 

安倍総理レベルの滑舌を目指す場合は、先ほどの動画の声優さんの様に、読もうとする必要はありません。

 

読み方は、小学校の低学年の生徒が、学校の先生に音読を命じられた時に読む感じがベストです。

 

このCMみたいな感じといえば、分かりやすいと思います!

 

やはり、小学生に対する音読の指導というのは、かなり理にかなっているようです。

 

今回紹介した外郎売りの一部を、子供のように、ゆっくり、はっきり、大きな声で、さらに一定の速度で読む練習をすると・・・!?

 

1、そもそもの声が小さい

2、息を吐く力が一定で無い

3、早口で話しすぎている

 

という3つの問題が解決されてしまいます。

 

騙されたと思って、週に2回くらいで良いので、3ヶ月間続けてみてください。

 

見違えるほど、滑舌が良くなりますよ!

 

 

まとめ

滑舌が悪い人は、何のトレーニングをしたらよいのかよく分からない。

 

だから、アナウンス学校の講座などに顔を出してしまうが、『アナウンサーになりたい人』と『通じれば良い』と思う人は、モチベーションがまったく違う。

 

なので、自分でトレーニングするのがオススメ。

 

その時、目標にすべきなのが、安倍総理。

 

安倍総理は滑舌は悪いが、誰もが理解できる言葉を話しているので、それ以上の滑舌を求める必要は無い。

 

練習方法は『外郎売り』の最後の部分を、週に2回ほど、小学生がする音読のように『ゆっきり』『はっきり』『大きな声で』読むのが良い。

 

3ヶ月ほど続ければ、見違えるほど滑舌が良くなっている。

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