仕事ができる人と相手に印象付ける、3つのトークテクニック

自営業でもサラリーマンでも、自分より実力が低そうな同業者に、トーク力で負けて仕事を取られてしまう事ってありますよね。

 

そういうのって、一番悔しいですよね。

 

なので、『何で発注者は、私の本当の実力を理解していないんだ!』とか、イライラしてしまう事もあるでしょう。

イライラする人

 

私にも、そういう経験、たくさんあって、悔しい思いをしてきました。

 

でも、ちょっと違った角度から見てみると・・・!?

 

汚い話ですが、トーク力を高めれば、自分の実力なんて、多少盛る事が出来るという事になりますよね。

 

姑息ではあるのですが、最後の一押しは肝心なので、今日はトークの力で自分の実力を盛る方法をお伝えします。




 

仕事ができる人と思われたいなら、
自慢系の話し方は絶対にNG

私のやっている放送作家という仕事って、あんまり、外から見ると仕事の能力を測りずらい職業です。

 

だから、仕事をどうやって増やすかというと、周りからの口コミとか、前の仕事で関わった人から連絡をもらうのが基本です。

 

そのために、仕事が欲しい放送作家は、とにかく周りに『自信や実力がありそう』と思われるように、必死で色々なアピールをしています。

自信

 

そのアピールの方法で、一番定番なのは、『すごい事を、普通の事のように具体例を交えて話す』というテクニックです。

 

多くの人がやりがちなんですが、すごい事をしたって事を自慢げに話すと、わりと人間自体が小さく見えてしまうんです。

 

でも、すごい事を日常的にやってるんだぜって感じで、具体的な事を交えながら話すと、周りは『実力がありそう!』と思ってくれたりします。

 

例えば、たけしさんの番組に関わった事がある若手放送作家の会話で、シミュレーションしてみましょう。

 

自慢げドヤ顔タイプの場合

放送作家
ボク、たけしさんの番組やったことあるんですよ!直接、企画も見てもらったりして、とっても勉強になりました。

 

 

普通な感じ話すテクニック

放送作家
たけしさんの番組の場合は、こちらがアイデアを持ってくっていうより、たけしさんのやりたい事を、いかに言葉の端々で汲み取るかが大切なんですよ。

 

悔しいですが、体験した事が同じであっても、後者の方が、何となく仕事が出来そうに感じませんか?

 

こういう、ちょっと落ち着いて、具体的な話をチョイチョイ挟める人が、自分の実力を相手に伝えきる事が出来るのです。

 

 

仕事ができる人と思われたいなら、
マニアックな知識に少し興味を持つ

次に重要なテクニックは、これも姑息なんですが、なるべくマニアックな知識を記憶しておくという事です。

 

何でも、色々な事に精通している人って、なんだか仕事が出来そうな印象を持ちますよね。

 

でも、1日の時間は24時間というのは変わらないので、全てに対して、詳しい知識を持つというのは不可能です。

時間

 

では、どうやって、その人が周りの人に、『何でも知っている人』と思わせているかというと、『マニアックな事柄だけを頭に入れる』という事をやっているからです。

 

例えば、好きな野球選手の話になったとします。

 

イチロー選手の大ファンで、現在の安打数や、生年月日がスラスラ言えるっていう人と、

 

今年優勝した広島カープのコーチの名前がフルネームでスラスラ言える人、どちらが野球全般に詳しい印象を持ちますか?

 

おそらく、広島のコーチについて詳しい人の方が、『野球について詳しい人』と思うんじゃないでしょうか。

 

でも、実際はそうとも限りませんよね。

 

偶然、広島のコーチの人たちがよく来るお店でアルバイトしているだけ、とかだってありえます。

 

場合によっては、野球のルールも知らなくたって、広島のコーチの名前を網羅する事は可能です。

野球

 

だから、そんな単純な一言『○○を知っている』ぐらいの情報からでは、誰が、どんな情報をもっているかなんて分からないのです。

 

それにも関わらず、マニアックな物や人に関する知識がある人に対して、周りの人は、勝手に、もっと有名な知識は全部網羅してるだろうって勝手に想像するんです。

 

なので、仕事が出来そうと周りに見せたい時は、『相手が知っているであろう情報』に降りてくるのではなく、時に『相手が絶対知らない情報』を当たり前のように言ってみましょう。

 

使いすぎは嫌味な人に思われるので禁物ですが、『専門家!』っていうオーラを出す事が可能です。




 

仕事ができる人と思われたいなら、
自分の普段のイメージを変えるテンションで話す

では、最後のテクニックを紹介します。

 

ちょっと高度なのですが、世間の思っている自分とは違う一面を見せるような事が出来ると、周りに『仕事が出来そうだ!』と見せる事が可能です。

 

例えば、普段、ものすごく落ち着きのない人が、急に仕事の話なった時、落ち着いたトーンで『これは任せてください。』と言ったら、信頼出来る感じがしますよね。

 

あるいは、逆に、普段、ものすごく声の小さい人が、急に大きな声を出して『これ、私、得意なんです!』と言ったら、印象に強く残りますよね。

 

もし、こうやって自分のキャラを切り替えるのが苦手な人がいたら、ファッションを変えるというのも使える手です。

ファッションイメージ

 

ここぞという日に、普段とは違う、ちょっと個性を感じるようなファッションでパリっ決めると、周りの人は・・・!?

 

『この人、キメる時には、キメるんだな!』と、感心してくたりします。

 

というわけで、ちょっとした会話のテクニックを覚えるだけで、仕事の最後の一押しに強くなれる可能性があるので、ぜひこの3つを覚えておきましょう。




 

まとめ

仕事の本当の実力とは関係ない、ちょっとしたトーク力で、時々、仕事が取れない時がある。

 

それは、裏を返せば、ちょっとトーク力をつければ、『実力がありそうな人』に見せる事が可能だという事。

 

放送作家がよく使うハッタリは3種類。

 

1つ目は、すごい事を具体例を混ぜながら、いかにも普通の事のように話す。

 

2つ目は、マニアックな知識を普通の事のように話す。

 

3つ目は、普段の自分とは、ちょっと違う一面を見せながら、仕事に対する熱い思いを語る。

 

この三つを実践すると、仕事の実力は変わらなくても、今よりも少し仕事がとりやすくなるはずだ。