会話の上達法アイキャッチ

会話力を上達させたいと思っている人の、大きな悩みの一つが・・・!?

 

会話力を付けたくて、何かしようと思っても、1人ではどうにもならないという事だと思います。

 

確かに、会話とは、相手があって初めて成立します。

 

だから、会話上達のために何か練習したいと思ったら、相手がいないとムリと思ってしまうのも自然だと思います。

 

しかし、そんな事は全くありません!

 

実は、「1人で文章を書く」という事を通じて、会話力はメキメキと上達していくのです。

 




会話力が無いな人は、即興力がとても低い

例えば、面接で「簡単に自己紹介をお願いします。」と誰かに言われた時、会話上手な人と、そうでない人とでは全く違う事が頭の中で起こっています。

 

会話が下手な人は、事前に練習してきた、ある意味、一字一句決まったセリフのような形で自分の自己紹介をすると思います。

 

あるいは、もっと会話が下手な人の場合、もっとヒドイ事になっていたりします。

 

一番ヒドイ人は、自分の事について説明してほしいと言われているのに「えっと。。。私は〜ですね。」と、いざ、自分について話そうとしても、特に印象に残る事が全く出てこないような人もいます。

 

 

会話上手の自己紹介は起承転結を即興で作る

一方、会話が上手な人の自己紹介はと言うと、話し相手の雰囲気などを読んで、相手に合わせた自己紹介を即興で作り上げます。

 

例えば、面接官が体育会系のオーラがプンプンでて入れば、自分の自己紹介を部活などでスポーツなどで頑張った感じのエピソードを中心にします。

 

あるいは、面接官が超個性的なオーラを放っていれば、自分の人生を振り返って、ちょっと一風変わったチャレンジなどを思い出し、それを中心に自己紹介のストーリーを組み立てます。

 

え?そんな事を即興で出来るの?って思う人もいるでしょう。

 

しかし、出来る人は、それぐらいの事は、即興でやってしまうのです。

 

 

文章を書けば、独力で会話力を上達させられる

では、そこで、どんなトレーンングをしたら、「即興」で何を言うべきかを嗅ぎ取り、「即興」で言いたい事を言えるようになるのかというと・・・!?

 

「文章を書く!」という作業を繰り返す事です。

 

おそらく、自分の周りにいる人を見ても、会話が上手な人は、ほぼ例外なく、メールもわかりやすいと思います。

 

一方、自分の周りにいる、「ちょっと何を言っているのかよくわからない人」や「話が長くクドクドしている人」って・・・。

 

大抵、メールでも、「おいおい(汗)」という感じの文章を送ってきますよね。

 

基本的に会話も、文章も、自分の頭の中にある事を、言語で整理する事です。

 

つまり、鶏が先か卵が先かという感じですが、どちらか一方が上手くなれば、両方上手になるのです。

 

だから、会話力をつけたいと思っている人は、「文章を書く!」という事を練習すれば、独力である程度、会話が上手くなっていくのです。

 

※一流すぎる作家(特に一般の人には読みにくい作品を書く小説家)などは、たまに、レベルが高すぎて言っている事がわかりにくい人もいますね(笑)

 




独力で会話力を上達させる、文章トレーンングの例

さて、いくら文章を書いたら会話が上手になるからといっても、やみくもに、ダラダラと文章を書いていても会話は上達しません。

 

必要なのは、「出来るだけ短い文章で、言いたい事を正確に伝えるように書く」という練習を続ける事です。

 

そこで、私が会話力アップにオススメしたいのが、1500文字〜2000文字ぐらいのブログを書く事なんです。

 

まずは即興でブログを書いて、1500〜2000文字に合わせて推敲

では、ブログを書いて会話力を上げるトレーニング方法を、順番を追って紹介します。

 

1、テーマを決める

まず、ブログに何を書くか、テーマを決めましょう。

 

このテーマは、自分がトークで上手に話したい事が良いと思います。

 

例えば、野球が好きならば、「好きな野球チームについて」とか、「自分の野球部時代の苦労話」などです。

 

この時に重要なのは、テーマだけを決める事です。

 

他の、小見出しなど、展開についての構想は一切不要です。

 

 

2、即興で思いのままに文字数を気にせず書く

テーマが決まったら、まずは文字数を気にせずに、一気に、思いのままを全部文章にしましょう。

 

さて、多くのブロガーは、小見出しなどを考えてから文章を書いてると思います。

 

ですが、会話を即興で話す時は、小見出しなんか存在しませんよね。

 

だから、この時に、あらかめ、小見出しを作って文章を書いてはダメなんです。

 

自分の頭に、即興で上手に話す「起承転結」のロジックを叩き込むには、「起」を書けば、「承」が出てきてという、反射神経で起承転結を作れる感覚を養う事が重要です。

 

 

3、1500〜2000文字までになるように推敲する

もちろん、小見出しもなく、即興で書いていったら、いろんな問題を抱えた文章が出来ると思います。

 

おそらく、あまり話せなくなってしまうタイプの会話下手の人にとっては、原稿用紙で4〜5枚もの情報を書こうとすると、なかなかネタが浮かばないかもしれません。

 

また、言いたい事がありすぎてしまう、しゃべりすぎるタイプほ人は、2000文字以内で書こうと思っても、平気で8000文字ぐらいに到達してしまったりします。

 

それを、どうやったら「初めて読んだ人にも分かる文章になるか」を意識して、文章を1500〜2000文字前後にしようと試行錯誤してみましょう。

 

そうすると、きっと、「例をあげすぎている」とか、「関係の無い話を入れていた」とか、様々な事に気づくと思います。

 

そういう、文章から感じ取った問題は、会話でも同じ問題を抱えている可能性が高く、問題が存在している事に気づけば、会話がかなり上達する可能性が高いのです。

 

 

まとめ

今回、ここまでで、約2300文字、私も即興で文章を書いています。

 

今でこそ、会話も文章も、ちょっと人に教えたりする事になっていますが、最初の私は、ヒドイものでした。

 

20歳前後のミクシィの時代などは、私から長文のメールを送りつけられたり・・・!?

 

話が長いで有名だったような気がします。

 

そんな私の会話力のベースは、「文章」を通じて鍛えられたと思っていますので、みなさんにも是非オススメしたいです。