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この本の触りを読みたい方は、ぜひ、私のダイヤモンド・オンラインでの連載をお読み下さい。こんにちは。文章と会話の専門家、放送作家の渡辺龍太(@wr_ryota)です。
最近、職場での雑談が続かないという悩みを抱えている人が、割りと多くいるようです。
しかも、一口に職場での雑談が苦手で、会話が続かないといっても・・・!?
職場には、『部下⇒上司』、『上司⇒部下』、『同僚⇒同僚』という、3パターンの人間関係があって複雑です。
とはいえ、相手が誰であれ、会話が続かない人の特徴は、ほぼ同じです。
そのため、その対処法も、ほぼ一緒です。
というわけで、今回は職場での雑談が苦手な『会話が続かない人』の特徴と、その対処法を紹介したいと思います。
職場での雑談が苦手な会話が続かない人の特徴
まず、職場での雑談が苦手な人の特徴を紹介します。
職場で『会話が続かない人』の特徴 ベスト5
- 話しが噛み合わない
- 仕事中に雑談は無駄だと思っている
- なんだか攻撃的で話しにくい
- 内気で雑談が明らかに苦手そう
- 機嫌や話す内容によって話しにくくなる
もちろん、会話が続かない人にも、様々なパターンが存在します。
しかし、多くの人は、この5パターンのどれかに分類される、『会話が続かない人』のはずです。
もし、職場で雑談が苦手で、接しにくいと感じる人がいたら、まずは、その人が、どのタイプの人なのかを考えましょう。
その上で、それぞれのタイプに合った、対処法を使って、雑談をしてみればよいのです。
特徴別の対処法①『話しが噛み合わない人』編
話しても内容が噛み合わないと感じる相手は、基本的に、自分が知っている事と、話し相手が知っている事をグチャ混ぜに考えています。
また、その事を指摘しても、本人には自覚できない事もあります。
ですから、そういう人と接する一番有効な方法は、『話しが噛み合わない』という事に慣れるという事です。
仕事の話しであれば、話しが噛み合わないと困りますが、今回の場合は、あくまでも『雑談』の時の話です。
雑談での会話で得るものは、基本的に『お互いに有効な関係が築けている』という共通認識だけ十分です。
ですから、内容のチグハグさなどに細かくこだわらずに、何となく友好的な会話をしたという事で満足するようにしてみましょう。
特徴別の対処法②『雑談が無駄だと思っている人』編
雑談が無駄だと思っている人には、あえて話す必要は無い可能性も十分考えられます。
しかし、職場では『雑談を通じて、どんな人だか知っておきたい!』という気持ちもありますよね。
そういう場合は、『無駄とは言えないが、仕事ではない会話』をすれば良いのです。
例えば、「名刺管理アプリとかって、何を使ってますか?」とか、そういう話題の事を指します。
もちろん、「私は、特に使ってないです!」と、そっけなく返される事もあるでしょうが・・・!?
先程も書きましたが、職場での雑談の目的は、友好的な人間関係を作る事です。
ですから、そういった反応に対しては何も考えずに、「そうなんですか!私もです。」と、いう感じで会話を少し続ければ十分です。
特徴別の対処法③『なんだか攻撃的で話しにくい人』編
攻撃的な人は、ちょっと話しかけただけでも、上から目線の自慢を始めたり、他人のアラ探しをしがちです。
こういう人と接する時に、一番やってダメなのが、『怯えた空気を出す』という事です。
犬だって、怯えているような人に、あえて近づいていって、吠えたりしますよね。
怖い人も同じです(笑)
自分に対して怯えているような人を見つけると、『何を、怯えているんだ?』と、より攻撃的になって自分の力を誇示する可能性があります。
ですから、決して怯えた素振りを、相手に見せずに接するようにして下さい。
イメージ的には、ムツゴロウさんが動物に接する時のように、一歩も怯まない感じです。
もし、そこまでの態度で接する事が出来ない相手なら、こういう人との雑談は避けてもよいと思います。
そうすることで、沈黙になったとしたら、『ここは職場ですからね・・・。』というマジメな態度を少し出して、その場をやり過ごしましょう。
特徴別の対処法④『内気で雑談が明らかに苦手そうな人』編
こういう人には、「話してみると、実はおしゃべり好き!」という人すらいます。
ですから、笑顔で楽しい雰囲気で、根気よく、なるべく話しかけてあげるようにして下さい。
それにより、お互いに「慣れ」というのが生まれてくると、徐々にコミュニケーションが上手く取れるようになっていきます。
このパターンで重要なポイントは、『相手があなたに怯えていないか』です。
ですから、あなたが相手にとって、『なんだか攻撃的で話しにくい人』という可能性が無いか冷静に自分を見つめてみましょう。
もし、そうであれば、あなたが性格を変えない限り、こういう人との会話は上手く続かないと思ったほうが良いでしょう。
特徴別の対処法⑤『機嫌や話す内容によって話しにくくなる人』編
機嫌や話す内容によって、話しやすさにバラツキがある人っていますよね。
でも、こういう人って、外から見て、『今、機嫌が良いな!』とかが分かりやすい人が多いです。
ですから、雑談をしようと思うのなら、機嫌の良い時にだけ話しかけるのが基本です。
また、話す内容についてですが、相手が食いついてくる話題を覚えておきましょう。
こういう人は、自分の好きな話題であれば、同じ事でも延々と話せる人が多いという特徴もあります。
ですから、毎回、全く同じような会話が繰り広げられるという、そんな雑談になるかもしれませんが・・・!?
それも、雑談を『友好的な人間関係を作る道具』だと思えば、それでも成果があったと感じられるはずです。
まとめ
というわけで、職場での雑談が苦手な『会話が続かない人 』の特徴と、その対処法を書きました。
『職場での息抜きに雑談を楽しむ』という意識はなく、『有効的な人間関係を作る道具である』と割り切れば・・・!?
自分の職場にいる、『会話が続かない人』というのも減っていくはずです。