会話のインプット&アウトプットアイキャッチ

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こんにちは。文章と会話の専門家、放送作家の渡辺龍太(@wr_ryota)です。
 

皆さんは、普段、何気ない会話をする時に、どんな内容の話をしていますか?

 

きっと、天気や共通の知り合い、あるいは、スポーツや料理についての知識を、会話相手と物々交換するような形で会話が繰り広げられていると思います。

 

要するに、会話をする時には、何らかの知識が不可欠で、確かに、色々知っている人の方が会話には有利です。

 

というわけで、今回は会話のための、スムーズな知識のインプット&アウトプット方法を紹介していきます。

 

 

会話上手になるための上手な知識インプット方法

会話のための知識のインプットについて悩んでいる人が、一番初めにすべき事は、『まず相手の話をよく聞いてみる』という事です。

 

実は、会話のインプットに悩んでいる人の多くは、自分の知識を相手に披露して会話を進めるという事に慣れすぎています。

 

そのため、自分が会話をリードしなければ、会話が成立しないと考えている傾向があります。

 

確かに、多くの知識を持っている方が会話では有利ですが、会話とは相手があって成立するものなので、相手の知識に頼る事も1つの手として有効です。

 

ですから、『自分は相手が食いついてくるような話題を知らない』と思うのなら・・・!?

 

相手が何に興味を持っているのかに敏感になり、相手が強い興味を持っていて、自ら積極的に話し出すような話題を探しましょう。

 

それをやって、相手の興味のあるエリアが分かったら、それについて自分も興味を持って調べたりして詳しくなればよいのです。

 

とはいえ、一番重要なインプットは、自分がネットや雑誌で調べてくる知識ではなく、相手が語ったことです。

 

相手が言った内容を、正確にインプットしておけば、次に、その人と話す時に、それが一番強力な武器になるはずです。

 

では、相手の話を強力に覚えておくには、どうしたらよいかというと、とにかく、テンションを上げて相手の話に興味を持つことです。

 

やはり、人間は興味を持ちながら、相手の表情や語り口を意識して聞いた話は、文字だけを追って覚えたような知識より、記憶に残る事が多いです。

 

ですから、会話のための知識のインプットをふやしたかったら、色々な人と話して、相手の話を興味を持って聞きましょう。

 

そうすれば、雑誌などを読みまくっている人より、よっぽど、色々な事をしっている人になれるはずです。

 

会話上手になるための上手な知識アウトプット方法

次に、会話で適切に情報をアウトプットする方法を説明します。

 

さて、誰だって自己紹介なら、比較的スムーズに出来るはずです。

 

何故でしょうか?

 

その理由は、自分自身の情報について、何回もアウトプットした事があるからです。

 

実は、アウトプットの良し悪しは、インプットの強さというよりは、アウトプットの経験回数によって変わってきます。

 

実際、よく知っているはずの自分についての事だって、アウトプットした事が無い情報については、説明が上手にいかないという事もあるはずです。

 

例えば、あまり服装についての話をしたこと無い人が、誰かから『オシャレですね!』と言われても・・・!?

 

自分なりに洋服について考えている事はあっても、『そうですかね(照)』ぐらいの言葉しか出てこなかったりするものです。

 

というわけで、もし会話でアウトプットをスムーズにしたいと思ったら、インプとした情報をアウトプットする機会を自分で作りましょう。

 

オススメなのは、『マイブーム』を作る事です。

 

例えば、グルメについて詳しくなりたいと思ったら、自分の仕入れた情報や、食べた物、言った店について、知り合いに話しまくりましょう。

 

そうやって、アウトプットを積極的に行った情報は、しばらくたった後にも、忘れずにスムーズにアウトプット出来る傾向があります。

 

というわけで、今回は会話におけるインプット&アウトプットの裏技を紹介しました。

 

このテクニックを実践するだけで、物凄く効率よく、新しい知識を身に付けて、それを誰かに楽しく語る事が出来るようになります。